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tackle select

どんな道具を買ったら(使ったら)良いのか? 無論「最終的には財布と相談」となるのだが、選考基準の足しになればな、と思う。

竿(ロッド)

釣りをするにあたって一番触る部分。 置き竿で釣るのでなければ一日中持っている道具なのでしっくり来るか来ないか重要な道具である。

大きく分けて2種類の素材があり、一つは竹と鯨穂の穂先で構成される自然素材の「和竿」、カーボンやガラス系素材で構成される人工素材の、いわゆる「カーボンロッド」がある。 純粋な重量の問題、手入れのし易さ、値段、入手のし易さ、どれを取ってもカーボンロッドがオススメである。 では、和竿の良さとは何か。 一つだけハッキリしているのは一種のステータス的な物である。 その他の釣り味であったり感度であったりはモノによってバラツキの大きい和竿に関してここで語る事は控えようと思う。 自分にあった和竿に出会えればそれ以上のモノは無いし、カーボンロッドが自分にしっくりと来るのであればそのカーボンロッドが一番であるからだ。

カーボンロッドを選ぶにあたり、ひとまず釣具屋でカワハギ竿と銘打っているモノを実際に持って、できればオモリを付けて感触を確かめてみて欲しい。 同じ先調子、硬調であっても比べてみると違いがあり、作った人のコンセプトの違いによる作りの違いを感じる事が出来ると思う。

竿の長さは1.8m(6尺)〜2.1m(7尺)が殆どだ。 短い方が扱い易く、長い方が誘いをダイナミックに行う事もできる。 一長一短であるが、特に考える所が無いのであれば2.1mをオススメする。

基本的に竿の値段により釣果には影響は無いと考えて良いと思う。 もちろん、その人にとっての「釣れる竿」と「釣れない竿」はあるが、それは竿が良い悪いではなく、その竿にあった釣り方が出来ているかによるものである。 ただ、高い製品は使っているガイドが糸絡みしにくいモノであったりして使い勝手が良いという面もあるので最終的には自分の財布と相談するのが良いだろう。

使用ロッド:DAIWA Analystar KAWAHAGI 210

       TIEMCO AQUIA Project KAWAHAGI 210


リール

リールもまた、釣果にあまり関係の無い道具かと思う。 カワハギ釣りでは小型両軸リールが基本。 1.5号〜2号のPEラインが100m巻ければ十分である。 ただ、大きめのリールの方が巻くのが楽なので私はDAIWAの200番を使っている。 同じ200番の大きさでもMillionaire SWの様なダブルハンドルだとものすごく巻くのに力が必要だったりするのですが、シングルのパワーハンドルに換装する事によって格段に巻きやすくなります。 リールの値段の差はボールベアリングの数であったり、ボディの材質であったりする。 値段の高いリールはスムーズなのだ。 仕掛けの上げ下ろしを頻繁に行う必要の出て来るカワハギ釣りではその日の後半ともなると腕が疲れてヘトヘトになる。 その為、スムーズさは1日釣りをする上では利点となる。 体力に自信がある人は例え値段の安いリールでも関係無く、十分楽しめるだろう。

使用リール:DAIWA Millionaire SW, BBAYAREA SP 200BB


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