ずっと酷使してたMDR-NC33、今朝方断線で（合掌）。その前のMDR-NC22ではダイアフラムハウジングの謎リングをたちまち紛失した挙句、ちょっと引っ掛けただけでズンバラリンしちゃったことを考えれば、三年ももったのは改心したね褒めて使わす＞ＳＯＮＹさん。仕方なくピンチヒッターでK12PやらMX55VCやら久しぶりに登板させようとしたら、人知れず息を引き取ってるでないの！
で、下調べもせず秋葉の５５５５に飛んでって、テキトーに選びましたはSE215。シュアーも低反発イヤピースも耳介の上に引き回すコードがガサつかないのも全部初めてで新鮮ですー。

…てのを蔦谷で聞いたΔさん、「えっ！？個人情報抜きのポイントシステムに移行するの？」と吃驚…の序に、忘却の彼方から「あるコト」がフラッシュバック。
そう、あれは１０年も前のこと；同じレジで「ツタヤのカードはありますか？」と言われて「ありますよ？」と出したら、買ったマンガのタイトルと一緒に「本名」がレシートにババーンと！
「Δさん、××購入…覚えましたし」
「ヒイィッ！！」
って目に会ってからというもの、ビデオとかのレンタルはとんとご無沙汰になってしまいましたが………何の話だったっけ。
そうそう、「個人特定しないでレンタル事業なんて思い切ったことするな〜」と感じて調べたのですよ。そしたら何だ、単に「レンタルできないＴポイントカード」もある、というだけの話でした…。規約を読むと、やっぱり申込にはきちんと氏名とか出さなきゃで、偽名は駄目だし、カードを人にあげるのも駄目ってなってる。（左下に続く）

申し込みに個人情報が一切要らないポイントカードでも、参加企業側が自分達だけの会員サービスのために識別子が読める仕様にすると、その参加企業側で会員登録を受けた個人情報が識別子と紐付けされる結果になるような気が…。
んでそのうち、参加企業の頭いいとこ（仮に「Ａ社」とします）が思いついて、他の参加企業のために、識別番号の問い合わせを受けて個人情報を返すwebサービスを構築しちゃう。
消費者が（そういった参加企業の会員サービスに）登録するときは、「参加企業にＡ社個人情報照会ｗｅｂサービス利用を許可する」がデフォルトでＯＮになってて、注意しないとＡ社のシステムで紐付けされちゃう。
識別子ごとの購買履歴はポイントカード会社のシステムに、個人情報と識別子との対応はＡ社のシステムに、それぞれ分かれて蓄積されるのだけど、参加企業は購買履歴情報を利用できるのだから、個人情報照会用の識別子は、購買履歴分析用の識別子とは完全に別系統にして、ポイントカードから読み取れるのは前者だけ…という仕様でないとまずいという結論？

10年前のアレが、慎ましやかに再起動…？

2012/05/19 （次回／前回）