何か最近
「スウィーツ常食者の脳はジャンキーと一緒」という話がよく出てきますが、「馴れて飽きるハズが逆」という点でこんがらがった感じを受けるので勉強だ!
ここの4ページ目あたりを読むと、ヒトの報酬系で評価される「報酬」とは、行動の結果A10神経から生じたドーパミン濃度のことと想像。そうだとすると、常に「ドーパミンどぱぁ」なお菓子では価値(報酬期待)が下がる学習はされないわけで、それがコンビニ常備なら
「レジ横を想像するだけ」で、とんできたくなるのも腑に落ちるところ。逆にこれが(出るドーパミン量自体)たいしたこと無い食べ物なら、TD誤差がプラスに振れる「思ったより美味しかった」のは最初のうちだけで、同程度以上の食べ物が他にも色々あるから、結果的に「飽きる」ことになると。一方、ご褒美のドーパミンを味わう側の
ダウンレギュレーション(ドーパミンの受容体の減少)は、大量のドーパミンを頻繁に浴びると生じるとの話なので、学習を司る機構(脳幹腹側被蓋野〜大脳基底核)とは別のメカニズムなのかな?ダウンレギュレーション後も(食べたときの)ドーパミンの出方は変わらない…とすれば「期待が下がる方の学習」がなされないのも納得でありまスッキリ。