シフ「ふんふ〜ん。おっさかなじゅうじゅう〜♪」
   だたっだたっだたっだたっだたっ…
シフ「にっこんでにっこんで〜♪」
   だたっだたっだたっだたっだたっ…
シフ「今日のスープはおいしくでっきたわぁ〜♪」⌒▽⌒
   だたっだたっだたっだたっだたっ…
シフ「…ちょっとメイプル?さっきからなに走りまわってるの?」
メイ「お掃除だよ〜。」
シフ「あら、そうだったの。」
シフ「悪いんだけど、もうじきお夕飯の準備ができるから、」
シフ「ご主人様お呼びしてくれないかしら。」
メイ「うん。わかった。」
   ぱたっぱたっぱたっぱたっ…

ばたばた

メイ「ご主人様ご主人様〜。ごっはんだよ〜!はやくっはやくぅ〜」⌒▽⌒
火延「ほいほい。おや?…ここはダイニングだよなぁ…はて、自分の家で迷ったか?」
メイ「何言ってんの。」
火延「この部屋こんなに広かったっけか?テーブルクロスも真新しくなってるし…」
シフ「たのしそうね。どうしたの?あら…?」
メイ「えへへ〜ボクが掃除したんだよ。」⌒▽⌒
シフ「あたし毎日おそうじしてるのに。」
火延「考え方の違いと言うヤツだな…。シフはそこに「片付けた」つもりでも」
火延「メイにはそこに「落ちてる」ようにしか見えないワケだ。」 ̄▽ ̄
シフ「どーせ、あたしはがさつですよ〜だ。」;_;
火延「まぁまぁ、シフの料理の腕は一流なんだから、なんでもかんでもってわけにはね。」
メイ「そうそう、ボク、しふぉんのお料理大好きだよ。」⌒▽⌒
シフ「はいはい、今回はごまかされてあげます。」 ̄▽ ̄
シフ「メイプルもお料理運ぶの、てつだって。」
メイ「は〜い」⌒▽⌒

たのしい食卓

メイ「そういえばさぁ、この前から気になってんだけど…」
メイ「お料理の材料って、どこから仕入れてんの?漁とかしてるようには見えないけど。」
火延「野菜や木の実は裏の菜園か、フォーレが持ってくるかだな。」
メイ「フォーレ?」
火延「森に住む小人さんたちだよ。」
メイ「なんだぁ。ここに住んでるのボク達だけじゃなかったんだぁ。」
火延「まぁ、他にも色々居るけど…メイもそのうち会えるよ。」
メイ「このお魚は?」
シフ「ケテケテっていう、お〜っきな鳥がいるの。その鳥の食事法がね、」
シフ「おっきなくちばしをあけて、海にがぱ〜ってつっこむの。」
メイ「がぱ〜?」
シフ「そう、がぱ〜」⌒▽⌒
メイ「がぱ〜」⌒▽⌒)/
シフ「でもその鳥さんの食べるのって、プランクトンみたいな小さな生き物だけなの。」
シフ「それで、一緒に口に入れちゃったお魚さんをね、くちばしのお掃除をしてあげる代わりにもらってるの。」

怪鳥ケテケテ

メイ「ふぅ〜ん。だからお魚料理が多いんだ。」
火延「肉は滅多に手に入らないしなぁ、それに何よりシフがねこだから…」
メイ「ボク、ボクもねこだよ〜」⌒▽⌒)/

火延「………今よりもっと魚か…」;_;