シフ「こんにちわ〜シフォンちゃんで〜す。」⌒▽⌒
  「それでは、あたしたちの住んでいる、ここ【くじらんど島】の観光案内をしま〜す。」
  「周囲5kmほどの小さな島でぇ、見たところこれといった特徴のない島です。」
  「あたしたちのおうちは、だいたい真中より右下の丘の辺り。」
  「その上に広がるのがフォーレたちの住む森です。」
  「下に見えるのが海水浴には絶好の浜辺。」
  「左上にあるのが噴火したためしのない火山です。(笑)」
  「その麓をふかい森が囲んでいて、そこには」
  「見たこともない変わったいきものがいっぱいいるらしいです。」

  「と、まぁ比較的フツーの島なんですが…」
  「ただ、決定的にフツーじゃないのはぁ、実はこの島は巨大な浮き島なんです。」
  「前にあたしがメイプルに「島の周りを強い海流が流れている」って言ったけど、」
  「正確には、島が動いていて周りの海が止まってるから、島から見たら流れが強い」
  「ようにみえる、と言う事だったんです。」

地図

シフ「でも、この島だいたい1年周期で同じ所を回っていて、」
  「2回ほど海流と平行して進む時期があるんです。」
  「その間は海が穏やかになった、ように見えるから行き来が可能になります。」
  「ちゃんと定期船もあったりするんですよ。」
  「で、この島が動くのは巨大なくじらの上に乗っかってるって言う伝説から」
  「【くじらんど島】と呼ばれるようになった。って言われてます。」
  「別にくじらの形をしてるからってワケではありません。(笑)」
  「まぁ、横からムリに見ようと思えば見えなくもないけど…」 ̄▽ ̄
  「でもホントの所、この右側の入り江の辺りですけど、」
  「くじらの生息地があるからだってのが最近の説ですが…」

  「これでだいたいあたしたちがどんな所に住んでいるのか、」
  「お解りいただけたとおもいます。」
  「以上、みんなのあいどる、シフォンちゃんの観光案内でした〜」⌒▽⌒)/


  「え?なぜ浮き島なのに、火山があるのかって?」
  「あははははははははは…きっと、温泉ネタやりたいからじゃないかなぁ〜」⌒▽⌒;

     火延「ぎくっ」

コレコレ

シフ「ついでに、あたしたちの付けてる、ねこ手袋、通称【なべつかみ】についてです。」
  「これ、めいどの制服の一部で、けっこう便利な物なんですよ。」
  「もこもこしてるようでいて実はしなやか、熱を通さないから、熱いなべも」
  「冷たい水仕事もぜんぜんへーき。おまけに【じゅうりょくなんとか】がついてるから」
  「非力なあたしでも、片手で20kg位はらくらく持てるの。」
  「あと、いろんなものにぺたぺたくっつくから、滑らないし…その気になれば」
  「壁だってぺたぺた登れちゃうの。しないけど…」⌒▽⌒;;;
  「1月1日を見た人は気が付いたかもしれないけど、これと同じ作りの靴もあります。」
  「でも、あれ履いてると、気をつけないとぴょんぴょん飛び上がっちゃうし、」
  「歩くたびにぴこぴこ鳴るから、めったに履かないの…」⌒▽⌒;;