鼓煙陣図ネット対戦
第一戦 結果

第一戦 開始 2003年5月19日から
 左三方右四隅、早春小雨、戌亥から河


第一戦全打手

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2003年7月13日 終了時の陣図

参加勝負師 (参加順)
井瀬 花小路 藤村 耶麻忍 佐々木 宮代 春忘 犀唐(勝者)

総評

 結果的には積極的に戦闘を行った犀唐の勝利となったが、他の参加者が介入するタイミングを逸したのが犀唐を勝利に導いた原因と言えよう。特に後半、犀唐が花小路に勝利すれば勝利確定という段階にまで持ち込ませてしまったのは問題だったのでは無いだろうか。今後の他参加者の奮起に期待したい。


2003年7月13日終了までの経過

 完全に犀唐と花小路との一騎打ちの形となり、他の参加者は様子を見るという展開になった。当初は早い段階での犀唐の勝利が見込まれていたが、予想外に混戦模様となり、どの段階で介入すべきかという迷いが見て取れる。しかし均衡を破ったのは花小路で、春忘と組んで突然の南下。中立勢力の吸収を謀って、南部で軍の再編成を狙った。しかし運悪く犀唐戦からの撤退時に将軍が悉く戦士。花小路軍は半壊し、犀唐及び佐々木に吸収された。これにより犀唐の勝利はほぼ確定。最後の望みを賭けた藤村や耶麻忍も追いつけず、最後の移動で犀唐の勝利が決定した。


2003年7月6日までの途中経過

 ここにきて遂に佐々木が自軍を大きく動かした。北西の山地にある堅固な自陣を軸に藤村、井瀬の遊軍を奇襲。そのまま中原をうかがうかのように大軍を北西のやや中央寄りの河岸に展開して陣を布いた。これにより佐々木からの補給支援は望めなくなった犀唐ではあるが、花小路軍に勝利すれば、もはや佐々木も追いつけないため、もっぱら戦闘に専念しているようだ。相手の花小路ももはや後戻りできぬと観念したか、宮代の反応を待たずに全勢力を犀唐にぶつけている。その戦闘の展開如何によっては早い段階での決着も考えられるため、佐々木ならずとも参加者は何らかの手を打ってくるのは必至である。しかし花小路の伏兵が予想以上に働けば、積極策はあだとなるかもしれない。


2003年6月29日までの途中経過

 花小路-犀唐間の戦闘が本格化する中、意外にも花小路と宮代の同盟が成立した。現在劣勢の花小路軍にとっては巻き返しの可能性が出てきたわけだが、すでに損害も大きくなっている今、さらなる打開策が必要になってくるだろう。対する犀唐は佐々木に補給路を任せて全軍を花小路へ向けているため、損害は出ているものの、領地は確実に増えていっている。藤村、春忘は共に守りを固め、外交を積極的に行っているようだが、これまでの戦況にどのように関わっていたのかが気になるところである。


2003年6月22日までの途中経過

 新規参戦の犀唐が佐々木との連携をみせ、花小路との間で大規模な戦闘が開始した。更にはそれに呼応するかのように宮代が藤村を挑発するような動きを見せ、春忘の外交政策も振り出しに戻さざるを得ない状況に至ってしまったようだ。また、今まで僅かな遊軍のみで動いていた宮代に援軍が到着したため、本軍との合流が成功すれば、花小路にとっては背後を突かれる恐れもあり、耶麻忍へ協力を求めるのは必至であろう。この混戦を利用して、今まで藤村との戦闘で被害を最小限に抑えてきた井瀬がどのような動きを見せるのかが今後の鍵となると思われる。


2003年6月15日までの途中経過

 井瀬との戦闘に全軍を傾けていた藤村が、一端北西へ軍を退き、再び一定距離を置いたにらみ合いの構図となった。今回目立ったのは春忘の外交で、藤村、耶麻忍、宮代と、各軍へ積極的に使者を送っており、まずは佐々木包囲網の完成を狙っているように思われる。また、新規参戦の犀唐は、初期段階から相当数の軍を率いての参加であり、犀唐の動き如何で今後の乱戦の可能性も大いに予想できる。


2003年6月8日までの途中経過

 この週は井瀬、藤村間の戦闘が本格化した事以外は、さほど大きな動きは見られなかった。注目されていた宮代も未だ動かず、各地にどのような形で介入してくるのかは不明で、ますます不気味な存在となっている。また新規参戦の春忘は丁幻に位置したことから、この対戦が長期化する事を睨んでの配置と考えられる。


2003年6月1日までの途中経過

 予想通り藤村が南下を開始し、井瀬との本格的な戦闘が開始した。中軍同士の初戦では藤村が半分以上の勢力を使い猛攻を仕掛けたが、井瀬は守りに徹し状況は大きく動くことはなかった。この状況を利用して、漁夫の利を狙う者が現れると予想できるため、今後の藤村、井瀬間の戦闘が、盤面全体に大きな影響を及ぼすものと考えられる。また、僅か騎兵15騎で参戦した宮代がどのような作戦に出るかも注目すべきだろう。


2003年5月25日までの途中経過

 第一戦の地形は「左三方右四隅、早春小雨、戌亥から河」ということで、中央に大きく開いた平地と中央を斜めに横切る河がポイントになると考えられる。また、北西にある山地と森林の利用法によっては後半の大逆転を狙える地形となっている。
 まだまだ序盤のため、あまり思い切った動きはみられないが、それぞれの戦略の方向性が垣間見られる。まず審判が中立勢力を南東の湿地帯に配置すると、井瀬、花小路が北面に自軍を配置。その後出現した藤村、耶麻忍軍を井瀬軍が牽制している間に佐々木軍が北西の山地に自軍を配置。これにより佐々木の堅固な守りを近い位置の耶麻忍がどのように対処するのかが注目される。また、藤村の配置が短期決戦を想定しているように考えられ、早い段階で井瀬との間に戦闘が起こるのではないかと予想される。


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