裏見の滝

日光東照宮から中禅寺湖方面へ進むと「裏見滝入り口」というバス停があり、そこから右に細い道を登っていくと小さな駐車場があります。(右折する所が解りずらいかもしれません) 駐車場からは歩いてスグ。

小雨まじりの天気だったため他に人影はなく滝の音だけが響いていました。この近辺には「華厳の滝」を始め「霧降の滝」「竜頭の滝」など名瀑がたくさんありますが、この「裏見の滝」もスケールは小さいですがいい味をだしております。
山奥にあるこの小さな滝は「裏見」というよりも「怨み」という言葉を連想してしまう雰囲気でひっそりと佇んでおりました。

裏見という名称通り滝の裏側が見られるよう歩道らしきものはあるのですが、既に作られてから(あるいは自然に出来たものか・・)相当の年月が経過しているようで崩れている所もあり(手摺などもちろんない)危険なので観瀑台で眺めるだけにした方が無難ですね。

滝の裏側に祠のようなものが見えるので以前はそこを訪れていた人がいたのだろうと思いますが、今では道も崩れ訪れる人もなくなってしまった。その寂しさがこの滝の雰囲気に現われているのかもしれません。


上の写真のフルサイズ画像が「gallery」に展示してあります。よろしければご覧になって下さい。


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