ザナドゥ


一世を風靡した日本ファルコムのアクションロールプレイングゲーム

当時FM77をはじめ様々な機種に移植されていたので、このゲームにのめり込んだ人も多かったのではないだろうか。

「ウィザードリィ」「ウルティマ」に代表される二大RPGの潮流とは異なるスタンスで、その面白さでは負けていなかった。

なにより斬新だったのは武器・防具・魔法の経験値システムで、弱い武器や魔法でも使い込めば、手に入れたばかりの強力な武器や魔法よりも威力があるという点。私などお金節約のため弱い武器を鍛えてから3ランク位上の武器に買い換えるという手段をとっていました。なにしろ食料がなくなるとHPが減ってくるので序盤でのお金は食料確保のため貴重なのだ。敵の中には倒すと食料になるモンスターもいたりして考えると気持ち悪いが大量の食料が手に入ると嬉しかったりする。

このゲームの面白い所は一度倒した敵は復活しない、というか四回倒すと出現しなくなる点。つまり何も考えず敵を倒しまくってしまうと最後の武器や防具を手に入れてからその経験値を上げることができないという事態に陥ってしまうのだ。

しかも倒してはいけないモンスターも存在するは、塔の中ではあるアイテムを使用しないと見つけられない部屋があったりと奥が深い。そういえば「謎のアイテムショップ」なんていうのもあったな。

ある条件が揃うと最後の敵と戦えるのだがこれが強い、強い。
もともとアクションゲームが苦手な私は結局一回しか勝ったことがない。それもパソコン誌を読んで弱点を知っていながらこの有様であった。(笑)

先日発売されたセガサターンの「ファルコム・クラシック」に収録されているので興味のある人は遊んでみましょう。





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