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このゲームはけっこう硬派な設定でSF・RPG好きの人にはたまらなかったのではないだろうか。キャラクター設定も細かく期待感があふれます。
ベース基地を出ると真っ暗。まさしく一歩先も見えない手探り状態で恐る恐る進んでいく感じは、3Dダンジョンタイプのお手本とも言える「ウィザードリィ」とはまた違った緊張感がある。
なんといってもこちらには壁さえもない。迷ったらベース基地に帰ることさえできなくなるのでノートとペンでマッピングするのは必要不可欠である。
しかも後半になるとワープホールもあり知らないうちに違う場所を歩いていたりするので凶悪なマップといえる。
敵と出会うと戦闘画面に切り替わり、トップビューのシミュレーションタイプの戦闘になる。が、どうも今までの移動シーンとのギャップが激しすぎる。「基本世界」やベース(町)に入ったときもそうだが、小さなキャラクターのアイコンを移動させるこのトップビュー画面はまるで他のゲームのような違和感を感じた。
せっかく移動シーンがかっこいいのだから、もう少しなんとかしてほしかったなぁ。これはこれで面白いのでよけいに残念である。