邪聖剣ネクロマンサー


PCエンジンで初めて遊んだRPGです。
敵モンスターのグロテスクさ、戦闘シーンでバシュッという効果音と共に血が飛び散る様は当時なかなか新鮮でありました。しかしゲームバランスはいいとは言えず一度クリアしてからまた遊ぼうという気にはとてもなれないRPGであった。
まず主人公の旅立ちの場面で五人の中から二人仲間を選んで連れていくのだが、この仲間選びに失敗してしまうととてもじゃないが最後まで進むことができない。序盤のしんどさは誰を選ぼうとあまり変らないが中盤から後半にかけてのしんどさがまるで違う。バロンとマイストの二人を選んだら中盤以降、地獄の苦しみだろう。やはり強力な魔法を使える者は必要である。
後半のダンジョンではなんの伏線もなしに通り抜けられる壁が出てきたりする。たとえばそれを見つけるとアイテムが手に入ったりサブストーリーが楽しめるというのならわかるが、本筋のストーリーでなんの情報もなしにそれを探せなんてあんまりではないですか。本当苦労しました。まあそのおかげでこうして印象に残っているんでしょうが・・
当時まだ「バックアップシステム」も「CD-ROMシステム」も発売されていなかったので、コンティニューはあのだらだらと文字列の続く「覚醒の言葉」を書き写さねばならなかった。何回聞いても間違えたりするんだよな、これ。






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