○RAGE

・郊外の施設で暮らしている盲目の少女ラーラは、大雨が降ったので施設の外
 の廃虚で飼っている鳥が心配になり、一人で廃虚に向かう。
・ラーラは廃虚内で土砂崩れに巻き込まれそうになるが、廃虚内に居た、オメ
 ガと名乗る男に助けられる。ラーラは、オメガに他の人間と違った雰囲気を
 感じとる。
・実はオメガはVAシステムの実体化の実験体VA-O2だった。軍の倉庫に保管さ
 れていたオメガは、外部からVAシステムを制御する為の機構「接点」により
 操られ、軍の施設を破壊し脱走していたのだ。

・「接点」のコントロールから現在は逃れているオメガは、ラーラを施設まで
 送り届け、電話回線を通じて軍に連絡を取り、回収を要請する。
・オメガは街に出ると言って施設を後にする。

・軍はオメガを回収する為の部隊を派遣するが、既に、最初にオメガを操り脱
 走させた組織も回収に動いていた。「接点」は人間の脳の機能を使用し、非
 常な負担を掛けるために長時間使用できないのだ。
・正規の回収方法を取らずにオメガに近づいた組織の別動隊は、自衛モードに
 入り、スローターフォースに変身したオメガによって全滅させられる。オメ
 ガは軍の次期主力兵器のシミュレータとしての性格も持ち合わせており、6
 種類の兵器へと変身できるのだ。

・一方、コントロールを回復した「接点」は、再びオメガに接触を図るが、回
 収の為に出動していた軍の検問に引っ掛かり、「接点」は射殺される寸前に
 オメガを目標を限定しない戦闘モードにロックしてしまう。

・街で破壊を繰り替えすオメガ。軍の攻撃も、次期主力兵器の性能を持つオメ
 ガには通用しない。

・軍はオメガを破壊する為に、今だプログラミングが完了していないが実体化
 はしているVA-IIを送り出す(VA-Iは他の作戦に従事していた)。
・オメガは、自分の意志とは関わりなく破壊を繰り返していた。そこへ、オメ
 ガの身を心配してラーラが現れる。
・意志に反してラーラに襲いかかる戦車形態のオメガの前に、VA-IIが立ちは
 だかる。オメガは、ラーラを傷つけたくないことをVA-IIに伝え、早く自分
 を破壊するように頼む。
・VA-IIは、戸惑いつつもオメガを一撃で破壊する。

・予算不足でVA-III計画が無期延期となり、ガジェット博士はVA-IIIと軍を出
 奔することを考える(RIOTに続く)。


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