96年5月第2週の世迷い言


1996/05/06

 昨日は大学時代の知人友人と新宿で飲み会だった。

 なんかしらんが、一昨日の晩から急に手を入れたくなった昔のCGを仕上げてから新宿に向かう。新宿までは1時間半はたっぷりかかる(田舎だ…)。電車の中では寝て過ごす。

 約束の時間に4分ほど遅れた。しかし、30分遅れてきた人がいたので私の遅刻はさほど目立たなかった(と、思う)。

 一軒目で帰っとけばよかったのだが、二軒目の飲み屋に向かい、しかもよしときゃいいのに"きのこ雑炊"などという作るのにも食うのにも時間のかかるメニューを頼んでしまい、終電を逃す。しょうがないので、立川在住の新婚の先輩宅にやっかいになる(毎度毎度すいません)。

 やはり二軒目の飲み屋で飲んだソルティドッグがかなり効き、治りかけた風邪が悪化する。先輩の奥方も同じくソルティドッグを頼んでいたが、彼女も調子悪くなっていた。なにか入ってたんだろうか。

 立川に行ったついでに、QuickTake150で撮った証拠写真を(^_^;。

 つまらん写真なので、見た人は怒っていることでしょう。どうもすいません(^_^;。

 あぁ、明日からは会社だ。


1996/05/07

 今日の昼休み、不思議なものを見た。

 買い物のために外に出たのだが、途中にパチンコ屋があり、その前にちんどん屋がいた。そこまでは全然不思議ではないが、演奏している曲がYMOの"東風"だったのだ。

 いわゆるちんどん屋のパーカッション(なんて呼んでいいのか?)をバックに、クラリネットで奏でられる"東風"が、うららかな春の日ざしの中に流れてくるのは、それはそれは不思議な情景なのだった。

 やはりAlfa Recordsの本社が近い場所柄からなのだろうか(んなことねぇってば)。

 で、買い物はPSの"Pandra Project"だったのだが、買ってきた直後に「くそゲー」だというインプレッションMailは届いてるわ、結局会社に忘れてきて明日にならないと出来ないわで最低なのである。

 書き忘れてたが、GW中にヴィシュバ・ノール変異譚「海賊王の宝の章(下)」とGUIN SAGA51巻「ドールの時代」を読了。あぁ、可哀想なヴァレリウス。


1996/05/08

 有名な、津田さんの日記リンクに登録する。とたんに本家(index.html)よりも多いアクセスが日記の方にある。嬉しいような悲しいような複雑な気分である(いや、どこにだって来ていただけるのは有難いのですが)。

 「軌道通信」を読了。買ったときは血迷ったかと思っていたが、結構良かった。でもGW中から読み始めていたので、私にしては結構読了までに時間がかかった。

 腰巻きの「多感な少女の目に映る、宇宙生活の喜びや驚き」というアオリから「たった一つの冴えたやりかた」と同じパターンの話かと思ったのだが、実は宇宙版「水色時代」だった(もちろん、大ネタもきちんと用意されてはいるが)。最初にちょっとだけ引っかかるかもしれないが、「水色時代」がお好きならば読んでみても良いかもしれない。

 解説には「ライ麦畑でつかまえて」のオマージュになっていると書かれていたが、サリンジャーも(VJEくんは"サリン"と"ジャー"にわけて変換してくれた…(^_^;)やぶうち優と同じことをしていたのだろうか(逆だろう(^_^;)。

 あ、気になったのは、たぶん原文では"True"となっているであろう箇所が、"正値"になっていたことである。日本のコンピュータ文化は、翻訳するよりもそのまま英文を使ってしまう文化である(たぶんプログラムは英文で書くからだろう)ので、とっても違和感があった。プログラム書かない人には関係ないのだろうけど。

 撮ってあったスレイヤーズNEXTを見る。演出のテンポも良く、作画も前作に比べてとても安定している。予算が増えたのかな?


1996/05/09

 今日は寝過ごしてしまい、午前半休を使ってしまった。年度の始めからこういうことをしているから休暇が足りなくなるのだ(今までの日記を読んで判る通り、私はやたらと風邪をひくのであっつー間に有給が消える)。

 運命のタロットの12巻「《女帝》1995」を読了。物語は佳境である。前巻のあとがきを読んで、これで終わりなのかと思っていたのだが、もう1冊続くようだ。しかし、物語が縮んだのは事実のようで、登場人物の心理が急展開しておる(話の急展開は今までも良くあった)。

 しかし、1982年(実はこの小説内の事件は1982年に起きたことになっているのだ。作者は同人誌のインタビューでそこが重要だと言っていたが…)と1995年のギャップを、1982年からきた人物の視点で描写してるのがちょっと面白かった。まぁ、昔からタイムとラベルものにはつきものの描写なんだろうけど。ひょっとすると、これをやりたいが為に1982年にしたんじゃなかろうか。

 皆川ゆかの小説は、話は面白いと思うのだが、いまいち文章が硬い気がする。あんまし売れていないというのも、ファンながらうなずけるものがあったりはするのである。

 書き忘れていたが、一昨日、「すべてがFになる」を新刊書店で、「鏡の国のアリス」(広瀬正の短篇集)をJR田町駅に出店していた古書店で買う。さて、どっちから先に読もうか。

 超有名な「The List of Internet Manga Creators」でここの宣伝を行なう。来訪者は当然のごとく増加。嬉しい。ありがたいことである。


1996/05/10

 「すべてがFになる」を読了。7は孤独。BとDも。そして"すべてがFになる"。ちきしょう、判らなかったぜ。私はプログラマ失格かもしれない(一応8Bit時代からプログラム組んでるというのに)。

 天才が、異常な状況の元におこした不可能犯罪の話である。理系の人は楽しめると思う。

 しかし、4bitを1bitと説明していたのには苦笑。16進数の一桁はなんて呼ぶんだっけ?

 帰りの電車の中で、アメを噛んだら、前歯の内側が「ガリッ」と音を立て、上の前歯の2本の間に変な風に隙間が空いてしまった。すっげー気になる。しかし、このまま前歯が崩壊してしまうのだろうか。それは避けたい。

 「星界の紋章II」と、Bastard 16巻、ジョジョの奇妙な冒険 47巻、愛しのバットマン 13巻を買う。さあ、次は「星界の紋章II」だ(^_^)。

 NetScape使用中に、突然システムエラーを起こしてくれたので、ThrustMaster Monitorを起動項目から外す。最近頻発していた原因不明のメモリリーク(その前に名称不明のアプリケーションがエラー28で終了していた)はこいつが原因だったのだろうか。だったら嬉しいのだが。


1996/05/10

 昨日(というか今日というか)は、Mailの返事を書いたりしていたら結局就寝が05:00AMになってしまったのだが、晩飯だと親から起こされたときには05:30PMになっていた。晩飯を食い終えてからも眠かったので寝てしまい、今度目が覚めたら11:30PMだった。

 典型的な"無い日"になってしまった。しかも頭が痛いので熱を測ってみたら37℃ある。これを書き終えてftpしたらさっさと寝るとしよう。


1996/05/10

 とかなんとか言って、昨日も空が明るくなるまで、起きていた。

 「星界の紋章II」を読了。うむ。先が早く読みたいぞ。来月はまだか。

 溜まってたアニメをまとめて見る。う〜む。とりたてて言うべきことは無いなぁ。

 ひさびさにCarnageHeartをやる。OKE開発にしっかりはまり、3時間も経ってしまう。飛行型の開発をはじめてやるが、結構むずかしい。

 シナリオの方だが、敵の繰り出すデススフィアに苦しめられる。みゅ〜、対策を立てたOKEを投入すべきなのだろうか。


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