96年5月第4週の世迷い言


1996/05/19

 あぁ、2日も日記をさぼってしまった。

 金曜日はむしょうに眠く、タモリ倶楽部も見ないうちにさっさと寝てしまった(のに、土曜に目が覚めたら午後の3時半を回っていた)。

 土曜と今日は、友人宅でMagic:the Gatheringというカードゲームの大会をやったのでそれに参加していた。

 大会は、スターター2つを使ったSealed Deck戦だったのだが、Serra Angelが2枚出る。いままでBoosterを3つカートンで買っても2枚しか揃わなかったのにこの引きは何?

 でも、その後のAnteでOrnisopterとGhost Shipを取られる(;_;)。私が取ったのは、土地とPit ScopionとLost Soulなので、収支はちょい赤字である。悔しい。

 えぇと、広瀬正の「鏡の国のアリス」読了。なんとなく女性観がとても古いような気がする(当たり前だという話もある)が、まぁ、正当SFなのかな。変な状況に対して登場人物が無理やり理屈を付けて説明しようとするのがなんとなく古いSFっぽくてほほえましいような気がした。

 聖刻1092シリーズ東方編5「聖刻教会の陰謀」が出ていたので買い、土日で読了。なんか全巻操兵戦だが、主人公はほとんど活躍しないって感じ。これを読んでいて前々から思っていたことをさらに強く感じた。「ガイメレフって、狩猟機だよなぁ。んでもってメレフは従兵機。」

 そういえば、集英社文庫から出ていた広瀬正の全集は実は全て復刊されていることを知ったので、行きつけの本屋で探してみたら、持っていないものは全て見つかった。文庫コーナーのそこら中に分散しておいてあったので気づかなかったのだ。なんだかなー。もちろん全部買う。

 「蓬莱学園の冒険!」SFC版が出ていることをファミ通の記事で知り、会社の近所のディスカウントショップや新宿のヨドバシなどで探すが見つからない。秋葉原のLAOXゲーム館でようやく見つける。やはり問屋からの注文が少なかったのだろう。ちょっとやってみたが、久々にやるドラクエ模倣CRPGなので、なんかたるい。実はクソゲーなのかも。

 同じく「神さまのつくりかた。」が面白いとfj.rec.comicsで評判だったので探すが、新宿でも秋葉でも見つからず。結局地元の本屋で見つける。なんだかなー。まだ読んでないから面白いかどうかの判断は出来ないが、絵は好みである。

 じゃじゃ馬Gruming Up!とうしおととらの最新刊を買う。うしとらはさすがにもうすぐ終わりそうだ。じゃじゃ馬は、まあ安心してみていられる。


1996/05/20

 えーと、特に何もなかったなぁ。会社行って仕事して合間にネットサーフィンして(逆だという話もちらほら)、MacPower買って帰りの電車で読んで、帰ってきてめし食って風呂入って、これを書いてます。

 あ、会社でちょろっとトップページを変えたりしたけど、視覚的には何も変わってないに等しい。

 そういや、fj.jokesに投稿した記事が歯科賞の候補になってたけど、自分でもあんまし面白いと思わない奴だったので、候補に挙がっただけだろう。

 そーだ。昨日の日記を書いてから、「神さまのつくりかた。」を読んだ。うむ。結構面白いではないか。早く先が読みたいものだ。

 最近Evaについて考えたのだが、25,26話の展開が唐突だと思えるのは、それまでの人物描写で、ああいう外部からの干渉によって"心"を補完しなきゃいけないような状況であることを、我々視聴者に説得力を持って示せなかったためじゃなかろうか、なんてことを思いついた(シンジにしろ、ミサトにしろ、アスカにしろ「別段、普通だよなぁ」と思ってみていた私。あ、Evaとシンクロできなくなってからのアスカは別ね)。

 要するに、人類の心を補完してやる必要性がほとんど感じられなかったのに、いきなり新興宗教の人格改造セミナーみたいなの見せられても、ねぇ…、ってな風に感じたので、より強い拒否反応が起こったのではないか、と思ったのだ。

 でもきっとこんな記事をfj.rec.animationなんかに投稿した日にゃ、訳の判らん連中が寄ってたかって私の記事の重箱の隅をつっつき回して訳の判らん状況になりそうなのでここに書くに留めておこう(小心者の私)。


1996/05/21

 なんか眠い。少なくとも01:00AM前には就寝しているというのになぜにこんなに眠いのであろうか。

 日曜の散財の為に、金がなくなってしまった。給料日は今週の金曜だが、現在の所持金は3000円ちょい。やばい。ついでに昨日、バイクのガスが底をついてしまった。ぴーんち。でも自業自得だけど。

 いつの間にやら来訪者が延べ300人を突破している。ありがたいことである。しかし、Robotやサーチエンジンと思しきログが多数残っている。毎日来ているやつも居るのだが、いったい何なんだろう?

 とにかく、そろそろ内容を充実せねばならんのう。ここんとこ週末の予定が詰まっていて、なにも出来なそうな気もするが。

 SFC版蓬莱だが、とりあえず最初のイベントは終わった。む〜、まだ判断がつかない。取り敢えず言えることは、無理矢理普通のCRPG風の味付けにしてある、ということだけだ。あ、あと、富士ひろし画伯の絵をドット絵化したやつは絵が下手だということ。

 あ、ホースポの見出しは、もっとゴシップ紙らしくして欲しい所だ。あれじゃあ普通の中学の学究新聞並じゃないのだろうか。

 八雲睦美嬢が生徒会長になっていないので、91年の会長選挙前の話だということは判ったが、内戦の話が全然出て来なかったりするので、本家の設定にどれだけ忠実に作ってあるかは判断しかねる。まあ、本家を知らない人は混乱するだけかも知れないが、SSなんて、格好の悪役なのにねぇ。

 で、今は次のイベントの途中なのだが、フィールドで公安が襲ってくるのは判るとしても、銃士隊が襲ってくるのは納得行かん! ホースポの記者は学園の鼻つまみものかい!

 エスカフローネ、今日の分を見る。まだ作画が安定している。驚異的だ。しかし、電離層を突き抜けて届くポケベルの電波というのもなかなか恐ろしいものがある。


1996/05/22

 気付いている人はあまり居ないだろうが、この日記は後日間違いなどが修正されることがあったりする。大抵は単語や日付やHTMLタグの間違いなのだが(例えば、昨日の日記も2箇所変更点がある。)、たまに大きな文章の改変があったりするかも知れない。

 ま、これはどうせ「世迷い言」なのだから、どうでも良い話ではあるのだが、もし「そんなことは許せん!」という方がいらっしゃったら、Mailをくれると対応するかも知れないし、しないかも知れません。

 で、蓬莱のCRPGの続き。2つめのイベントが終わって、3つめのイベントに"黄昏のペンギン"の初代総統である、上福岡三五八が出て来た。でも登場が唐突すぎるよなぁ。せめて上福岡が受け持っている授業を受けるシーンとか、そういうのを付け加えて欲しいものだ(上福岡が特別講師であることの説明もはしょられている)。

 昨日書こうと思って忘れていたことだが、会社からの帰り道、会社の近所の歩道上に、見慣れぬ物体が落ちているのに気付いた。よくよく見てみるとそれは鳩の死骸だったのだが(ミステル・ヤオイ、読んでるかね?)、なぜに最初から判らなかったというと、翼を除いて綺麗に喰われていたからなのだった(翼だけ落ちてると、なんかのオブジェにしか見えない)。

 多分喰ったのは十中八九、烏なのだろうが、まあ東京のど真中でもこういった自然の営みがなされて居るのだなぁ、と感慨に浸ったりしたのであった。

 WIREDを買う。表紙が真っ白(いや、完全な白紙では勿論ない)だったので、しばらくWIREDだと判らなかった。毒々しい色使いがWIREDの本分だと思っていたので。

 でも中身は十分毒々しい。蛍光オレンジだけで印刷された記事は、とてもじゃないが読む気が起きない。どーにかして。


1996/05/22

 会社で使っている98に、MS JapanのWeb Siteから取ってきたMS Information Serverをインストールした。

 日本のサーバーからだと、さすがに転送速度も速く、9M Bytesほどを、3分程度で取ってこれた。いつも死ぬほど苦労するNetScapeや(Commarce Serverは途中で線が切れてしまい、とうとう持ってこれなかった)、MacのSystem Updateとは大違いだ。

 Installも、ダブルクリック一発とまでは行かないが、解凍してSetupを起動するだけで安易に動いてしまった。

 ひょっとするとこれはMSの製品ではないのではないだろうか。

 が、おまけで付いてきた、なにやらDLLを動かす機能を触ったら、WINSOCKでデバッガに落ちた。さすがMS。こういうところで落ちを付けてくれる。これって、Information Serverの目玉機能だったりするはずなのだが。


1996/05/24

 とはいっても既に日付が変わっている。

 金曜日はGoddess in the MorningのLiveがあった。開演が9時という無茶なスケジュールだったので、立川の先輩宅に泊めていただいて(毎度毎度ありがとうございます(_ _))、今日、帰ってきたのだ。

 南青山の、CAYというタイ料理の店だというのが不安を誘ったのだが、その不安は的中してしまった。

 まず、入場の際に、チケットに番号が振ってあるにも関わらず、その場で整理券を配って入場順を決めていた。ここからして沢山の人間を収容するようなLiveをやり慣れていない風に見えたのだが、店内(地下1階だった)に入ると、飯を食うための席が片づけられずに残っており、そこで飯食っとる連中がまだいる。Liveだけ見に来た人間は、敷地の半分位の面積が中央にロープ(美術館なんかで立ち入り制限を示すために張るようなもの)で囲まれており、そこに満員電車状態で詰め込まれたのだ。

 おかげで、立っている昭乃さんとYAYOIさんは肩から上しか見えず、座ってしまったりステージから降りたり(YAYOIさんは店内を縦横につかって踊るのだ)すると全然見えないという酷い状況だった。

 Live自体は、前回聞けなかった"花冠"のアコースティックピアノバージョンが聞けたり、ステージ上でロウソクを灯すという雰囲気たっぷりの演出があったりして非常に良かったのだが、会場の酷さで半減してしまっていた。

 もうひとつ、非常に腹立たしいことがあったのだが、これ以上愚痴を書いてもしょうがないので書かないでおく。

 で、先輩宅に一晩ご厄介になり、今日は立川市内のバッティングセンターに行ってきた(先輩の奥方の職場でソフトボール大会があるそうで、その練習をしたかったんだそうな)。

 バットを持つのは5年以上ぶりだが、それなりに打つことが出来、いい汗をかけた。ただ、ちょっと腕がだるい。3回(1回に20球くらい来るのかな?)くらいしかやっていないというのにこの体たらく。運動不足もここに窮まれりといった次第である。

 広瀬正の「ツィス」を読了。いわゆるパニック小説だが、最後にどんでん返しらしきものが用意されている。面白いので、SF読みで未読の人は読んでみてはいかがだろうか。

 Magicの4thのBoosterを箱買いする。今回の目玉はCoP:Artifactの3枚目(いま組んでいるDeckに使うのだ)、Lord of Pitの3枚目、Serra Angelの5枚目、緑の見たことがなかったRereも出た。


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