96年7月第1週の世迷い言


1996/07/06

 歯医者に行く。別に痛いのが怖くてなかなか行かなかったわけではなく、詰め物が取れた直後に予約を入れたにも関わらず、今日まで空きがなかったのである。虫歯が進行していると言われ、さらに歯を削られてしまう。麻酔を掛けたので痛みは全然ないが、グオーンといううなりを立てる道具は、頭蓋に響いて不快であった。

 次は27日だそうだ。仮詰めで3週間というのは、いかにもきつい。

 床屋に行く。メットをかぶると目の前に前髪がかぶさって不快だったのだ。ちなみに私の愛車はHONDAのNS-1である。判る人はここで笑いましょう。

 NiGHTSをやる。確かに気持ちいいかも。でも、ゲームを始めても一体なにをすればいいんだか全然判らないのはいまいちだと思う。説明書を隅から隅まで読んでやっと理解できましたよ、私は。

 デモとかゲーム内のBGとか、なんかとってもハリウッドな感じで、アメリカ人には受けそうだ。

 サッポロの黒ビールを飲む。やはし黒生は偽物だということを再確認。

 来訪者延べ1000人を突破! これもいらっしゃってくれる皆様のお蔭です。

 お祝いの品は拒否しません(^_^)。


1996/07/05

 のっけから昨日の話をしてしまうが、昨日は組合主催のビアクルージングパーティーというものに参加した。

 要するに、伊豆諸島なんかへの定期連絡船のようなしみったれた船に乗り、その船が東京湾内を巡行している間に浴びる程にビールを飲んで2000円ぽっきりという企画だ。

 しかし、関連会社という事で、ビールがアサヒ限定なのが痛すぎる。くそまずいスーパードライとあまり美味いとは思えない黒生しか飲めないのだ。

 去年まではスーパードライだけというもっと悲惨な状況だったので、まぁよしとすべきか。事前申し込み制で白ワイン(なんかすごい甘口で、これを飲んだ後に黒生を飲むとこれがまた不味いんだ)もあったことだし。

 で、なんか同じ職場の後輩が手を回して、関連会社の女性をかき集めて来たらしいが、ヲタクの私はたいした話もせずに終わる(ふっ)。

 ある程度酒が回ってくると、眩暈がして来た。最近、素面の時でも突然眩暈がして来る事があるのだが、これってやばいのだろうか。

 なんか今年は、レゲエバンドを呼んでいたようだが、シャウト系のレゲエという、なんかレゲエの枠組みから大きくはみ出している連中だった(それとも今はそういうのが流行りなのか?)。船内放送で演奏を流していたのだが、はっきり言ってうるさかった。聞きたきゃステージに行くんだから、そうでない人に強制的に聞かせるのは頼むから止めて欲しい。

 今日はNiGHTSの発売日。昼休みに早速買って来た(^_^)。しかし、コントローラ付きで6980円(税込)なんて価格で買えてしまって良いのだろうか。今までが高すぎたんだと思いたい。

 「1ポンドの福音」「Jojoの奇妙な冒険」の最新巻が出ていたので買う。ついでに「冷たい密室と博士たち」も買う。しかし、「1ポンドの福音」って、続きが描かれていたのか…。

 あ〜もう。津田さんの日記リンクスにテロを仕掛けている馬鹿ものがいる。他人に迷惑を掛けることに快感を覚えてるうちは餓鬼だぜ、まったく(それとも、自分の行為を迷惑だと認識していないのか?)。

 昨年、所在地が近い事から行き付けだった草の根BBSが突然閉局してしまったのだが、たぶん似たような事が起きたのだろう。目障りなものは、可能なら無視すれば良いのだ。それが出来ないうちは都会では暮らせない。

 騒ぎの張本人が能天気なことを言ってる(結局読みに行ってる私も私だが)ので、余計に頭が痛い(君を非難するMailが行かないのは、大抵の人が、正論を言っても噛み付かれて終わるだけだと思ってるからだと俺は思うぞ。こんな所に書いたって、自己満足に過ぎないけどね)。

 あ、念の為に書いておくが、騒ぎの張本人とテロリストは十中八九別人だと思われる。テロリズムに走りそうな印象は受けない。

 別人であるか、同一人物であるかを示す証拠なんかは全然無いわけだけども、それなら別人としておくのが文明社会のやり方だ。私はそれを支持する。

 すいませんね、判らない人には全然判らないことを長々と書き連ねてしまって(しかもつまんないし)。

 星新一の「夜明けあと」を読了。これは、ペリーによる開国から、明治天皇の崩御までの新聞記事を、2,3行に要約して大量に載せてあるという本である。え? そんなのが面白いのかだって? それが面白いのである。どー考えてもガセだと思われる記事(狐や狸に化かされたという類の)や、意外にも現在でも使われ続けている言葉("ぱぁになる"が流行する、なんてのが明治10年くらいの新聞記事にあったりするのである)を見つけたり、今とほとんど変わらない政治状況が判ったりと、私の知的好奇心を大いにくすぐってくれる。

 結局日本人は、明治(ひょっとすると江戸)から、ほとんど変わっていないのだ。それが良い事なのか悪い事なのかは、各人によって判断の分かれる所であろうが、全部が全部、良い事だとは私は思わない。なぜなら、日本人を取り巻く環境は変わっているのだから。

 それはともかく、絶対面白いし、止めようと思えばすぐに読むのを止められる形式だし、なにより新潮文庫なので安い。ちょっとでも興味を持ったなら買っても損はないと言っておこう。賠償を求められると嫌だから保証はしない(^_^)。

 うイろうさんの日記(HomePageはここ)で、この世迷い言が誉められていた(*^_^*)。う〜む。自分では頭に思い浮かんだことを逐次文章にしてるだけなので、別段上手い文章とも思えないんですが(前後の脈絡が変だし)。リンクはフリーですんでがんがん張っちゃって下さい。


1996/07/04

 電車が遅れづいている(変な日本語だ)。

 昨日は八積で急行が人身事故を起こしたとかで、東京発外房線直通京葉線快速上総一宮行き(なんて長いんだ!)が突然新習志野行きに変更になり、各駅停車に乗り換えて蘇我に着いても外房線は30分以上も動かなかった。

 で、今日も今日とて朝の京葉線で、東京に着く前に「8分程遅れて運転している」というアナウンスがあった。理由は、それまで寝ていたので良く判らない(^_^;。たぶん武蔵野線が遅れたか、特急が遅れたかしたのだろう。

 ここ最近の、JRにおける人身事故やダイヤの遅れの多発は、東京に一極集中している歪みが、だんだん無視できないレベルになって来ているという事を示しているように思えてならない。

 昨日、埼玉にゴルフボール大の雹が降ったというニュースを聞く。うむ。世紀末な感じでよろしいですね(^_^)。中学くらいの時に、私が住んでいた街でも雹が降った事がある。直径1cm程度のものだったのだが、なかなか激しいものがあった。

 周囲の農家の方々はビニールハウスなどにかなりの被害が出たらしいし、我が家のプラスティック製のベランダの屋根は、ほとんど完全に破壊されてしまった。屋根のない場所に駐車してあった車は、塗装面がかなり傷ついたらしい。

 直径1cm程度でもこれだけ被害が出るのだ。ゴルフボール大(っつーと、直径2cmくらい?)の雹が降ったら、一体どれだけの被害が出るのだろう? 下手すると人が死んだりしないのだろうか。

 まぁ「雹が降った」という事実のみが報道されているところを見ると、たいした被害は出なかったのに違いない。良かったですね(と、心にもない事を言ってみたりする)。

 世の中には"アタマノワルイヤツ"がいる事を前提にして、そいつらが理解できるように説明してやる義務がある、なんてことを考えている偉い人(あ、皮肉ではなくてね)がいらっしゃるようである。

 まぁ、仕事でやってる場合には必要不可欠かも知れない(お金貰ってるんだし)が、趣味でやってる事にそんなのを要求されるのははっきりいって嫌です。もしそれが要求されるのであれば、その事自体を止めてしまうという判断をするでしょうね、私は。

 そう考えると、fj.*なんかで異常なまでにそっけない発言をする人の気持ちが解ってくるような気分になれるのである。

 新宿YSのSingle Cardをちょろっと見てみる。目当ては現在組んで使っているMerfolk Deckの為の、River MerfolkとVordarian Knightなのだが、どちらも1200円以上する(-_-;。

 Fallen Empireなんか、1 Pack150円で売っている(Box=60Packなら8000円)のに、その値段は無いんじゃないだろうか。しょうがないのでBoxを買った。どちらも1枚しか出なかったので、それだけで考えれば収支はマイナスだが、溜め土地とか、持ってないUncommon1も出たのでやはりBoxで買って正解だろう。大量の余ったCommonをどうするかはちょっと考えねばならないが。

 Fallen EmpireのPackを開けまくっている時に、Load of the Rings Deck(Minath Tillis Version)なんてのを思い付く(赤緑黒)。ほとんど実戦では勝てないであろう、Fan Deckである。暇を見つけて組んでみよう。Alliancesで思い付いた、間違い探しDeck(赤緑)も組まないとなぁ。


1996/07/03

 映画のことは全然知らずに、ただ「野田大元帥が訳者だから」という理由だけで買った「12モンキーズ」を読了。

 あんまし面白くなかった。映画もつまんなそう。だいたい、私が上のような理由で本を買った時はかなりの確率ではずれなことが多いんだよなぁ。

 世の中には"アタマノワルイヤツ"が沢山いる(当然、ある分野では私もその中に含まれるのだろう)。

 fj.sys.macで、漢字変換間違いが、IMのせいではない、などという間抜けなことを言ってる人間もそのうちの一人だ。

 こう、文章を入力していて、間抜けな変換を返して来る(例えば、"ごへんかん → 御変換"とか)のがどうやったらIMのせいでなくなるのだろうか? もし、そういう変換間違いが、最終的な文章に残ってしまったとしても、そもそも、IMが間抜けな変換をしなければそんなことにはならないというのに、変換間違いも含めて使う人間のせいだとでもいうのだろうか(そういう間抜けなIMを使い続けている、という点ではそうかもね)。しかもATOKみたいに、変換の賢さを主なセールスポイントにしている製品に於いてである。

 あ、念の為に説明しておくと、IMはInput Methodの略である。古い言い方をすればかな漢字変換FEP。

 他人のWeb Page上の情報をその持ち主が削除することに関してぐだぐだ言う奴も、"アタマノワルイヤツ"のうちの一人だろう。

 自分のWeb Pageの内容を、どのように変更しようと、それはその人の勝手なのである。変更のアナウンスがあろうが無かろうが、それが他人から得た情報だろうが、自分から発信した情報だろうが、そんなことは関係ない。一体誰が自分のWeb Pageを「公共の場」と宣言しているのだろう?

 まぁ、改変を加えられた自分の文章を、自分の文章だとして発表された場合は、怒っても不思議はないと思うけど、自分の発言の削除とかに関して、ぐだぐだいうのはみっともないし、他人の発言の削除に関してぐだぐだ言うのは、"アタマノワルイヤツ"に見える、と私が感じるだけのことだ。

 当然のことながら、他人のWeb Page上の変更に関してぐだぐだ文句を言うのは、もちろん自由だ。こうして自分が"アタマノワルイヤツ"だと思った奴の事を書くのも自由だ。あぁ、自由って良いなぁ(^_^)。

 なんか反論来るか知らん?

 今月から月刊のYoung KING Oursを買う。表紙には新田真子のクレジットがあるのに、目次にはない。…落ちたか。他の作家は付いて来てるのに情けない。これで切られてしまうなんて事になりませんように(読者コーナーで載ってた葉書が似顔絵1枚きりだというのが不吉ではあるが)。

 MacWORDとぜんまいアニメスタジオのUpGrade CD-ROMが届く。どちらも無料。素晴らしい。でもインストールしている暇が無い。おまけでついてくるNetScapeなんか今頃2.01だし。

 エスカのVision 0を見る。菅野よう子さんのインタビューがないのは許せん。それ以外は、まぁ、こんなもんかといった所。LDは買いましょう。6000円は安いよなぁ。サントラVol.2も同時発売だとぉ? 嬉しいじゃないか。

 1話でひとみが見たビジョンは、すでに全て実現されてしまっている事が判明した。さて、これから先はバァンの話になるのかねぇ。

 同じく14話を見る。あぁ、ディランドゥ様が弱くなっちゃってる(;_;)。が、部下には慕われているらしい。マゾを選んで部下にしてるんじゃなかろうか。

 fj.rec.animationでは、バァンがいきなり強くなってるとかそういう事が話題になっているが、エスカフローネの潜在能力を今まではちっとも発揮していなかった、という事なんじゃないかとふと思う。

 なんかガイメレフの扱いって無茶苦茶だなぁ。メーカを呼び出したらあんなのがいきなり湧いて出るとは。でもやっぱ操兵だよなぁ。

 そういえば、関東地方は降水量が少なくて、渇水になってるんだそうだ。確かに最近あまり雨が降らない。が、以前書いたように、私の家は井戸なので、渇水は対岸の火事である。


1996/07/02

 夜になると少しは涼しくなるのだけれども、昼間に溜った熱量が身体から抜けなくて結局寝苦しい夜を過ごす。単に風邪をひいて熱を出しているだけなのかも知れないが。

 で、今日は喉が痛い(;_;)。眠い。

 SFマガジン8月号を、家の近所の本屋でようやく発見して買う。「星界の紋章」の外伝が目当てなのだが、掲載を知ったのがつい2、3日前だったので、ぜんぜん見つからなかったのだ。

 エヴァの特集と「星界の紋章」の外伝という、2つの要素が重なってしまったのだから、売れるのもむべなるかな(しかし、これで売れてしまうというのも、結構複雑な心境だったりするのかも知れない)。

 で、外伝だが、アーブの王族はあんな奴等ばっかりらしい、ということが判った、とだけ書いておこう(いや、きっと話に出て来るのがあんなのばっかりで、本当はいろんな奴がいるんだ)。

 エヴァの特集は、拾い読みしただけなんだけど、森岡浩之氏の意見が一番正直に書いているように感じられて、納得いった(つーか、共感できた、かな)。

 10代のアニメファン(あまり好きな言葉ではないが)は、大体の場合、エヴァのラストに非常に好意的だ、というアニメ誌編集者の文章が載っていて、けっこう薄ら寒くなってしまった。彼らは、精神を外部から矯正されても、それで幸せになれるならそれで良いらしい。文部省の教育の賜物である。

 まぁ、それだけが原因でラストについてもめてる訳じゃないんだけどね。やはし20話(GAINAXに媚びた表現なんか使ってやるもんか)以降の人物描写が破綻してるのがまずいんでないだろうか。あとラストの演出(というか脚本というか)の胡散臭さ。

 RPGマガジンも取り敢えず買う。だめだ、どんどん読む所が無くなってきている。特集なんて屑同然だし、RPG福袋の記事はまともな紹介にさえなっていない。RQの記事とスペオペの記事くらいしかまともな記事が無い。ライターの質が大幅に下がっているとしか思えない(編集者の質も下がってるのかも)。

 これじゃあ、Magicの価格操作疑惑が事実だろうがそうでなかろうが、RPGマガジンの購読は止めることになりそうだ。RPGにとっては冬の時代だ(少なくとも私にとってのRPGには)。LOGOUT復活しないかなぁ。あれはあれでNOVAの記事とかはしょーもなかったが。

 SFマガジンと一緒に、Marine Colorの2巻を買う。うむ。甘いな。が、よいよい。事件が起こるのは次の巻からかねぇ。

 そういえば、昨日はKioskのポカリが250mlから350mlになってしまった、と書いたが、JR京葉線東京駅の3、4番線のKioskでは250mlを売っていることが判明した。ということは1、2番線のKioskだけが350mlを扱っているのだろうか。謎だ。

 来訪者数が延べ900人を突破。900人目はたぶん大宮のmeshの人(連絡下さい)。4桁は2ヶ月半くらいで達成だろうか。まぁ、もともと地味なページだし、のんびり行こう。

 あ、6/30の新電子立国を見逃した…(;_;)。

 喉が痛いので、不二屋の"夏ののどあめ"というのを買って来る。うむ。なにが"夏の"なんだか良く解らないが、美味いのでよしとしよう。


1996/07/01

 暑い…。むちゃくちゃ暑い。まるで身体中の全ての水分が汗となって外に流れ出ていってしまいそうなくらい暑い…。

 会社にいる間は、全館冷房なので外が暑かろーが寒かろーがなにも関係ないのだが(余談だが、私の職場は冬でも冷房が切れると暑くなる)、行き帰りはともかくとして、家に帰ってから、それも寝る為に自分の部屋に引き上げてからがたまらん。

 やはし冷房を導入すべきなのだろうか…。

 しかし、その為には、もはや壁の一部と化している本の山を何とかしなければならないという、試練が待ち受けているのだ(捨てる? とんでもない! それが出来ればまず溜らない)。

 ちなみに、電話工事も同じ理由でしていないのだ。

 まぁ、どうせ建て替えが必要だしなぁ(ちなみに私の家は築19年で、既に床の一部が壊れかかっている)。

 とか言ってたら、5〜6年後に今いるJR田町近辺から、川崎の方に職場が移るかも知れないという噂が流れて来た。出どころは組合だそうなので、結構信憑性高いかも。うーみゅ。うかつに動けなくなってしまったでわないか。

 まぁ、それはともかくとして、暑くて水分を取るそばから汗として流れ出てしまうので、水分補給をやたらと行なわなければならない。こういう時はきーんと冷えたポカリスエットがいちばん美味く感じる。

 ルーディ・ラッカーのエッセイに、ポカリを見て、「ポカリとは一体何者で、何ゆえにそんな奴の汗など飲まねばならないのか」と書いてあったことをふと思い出してしまった。日本は英語信仰の篤い国だけれども、実態はまあ、こんなもんだ。

 そういえば、都営三田線の売店で缶ポカリを買ったら、ごみ箱が何処にもなくて往生してしまった。そこで売ってるものがごみを出すんだから、ごみ箱くらい売店のそばにでも設置して欲しいものである。できないなら売店なんか置かないで欲しい。

 ところで、JRのKioskでは、最近はポカリの350mlを売っている。250mlは100円で買える気軽さが良かったのに。戻してくれないかなぁ。


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