96年8月第3週の世迷い言


1996/08/17

 床屋に行こう行こうと思っていたのだが、ついつい眠ってしまい、目が覚めたら21:00を回っていた。

 なんてこった。2日続けて無い日とは。そんなに疲れが溜まっていたのだろうか。

 今日は涼しいから何か絵でも描こうと思っていたのだがパーになってしまった。なんだかなー。


1996/08/16

 夏休みの残りカスで今日も休み。

 しかし、クソ暑い。空調のある居間にしかいる気がしない。

 つー訳で、居間でごろごろしながら録画してあったNHKの番組「世界の水族館」「お笑いダンクシュート」などを見て過ごす。

 ほとんど無い日。

 NHK BSで、コンピュータを見たことも触ったこともない人向けの番組をやっていたのでちょっと観る(だって、全部観てたら4時間もかかるんだもの)。

 番組中、PowerMac7100とディスプレイその他が25台で数千万などと言っていたが、それって完璧にぼられていると思う。

 うちの犬が、花火の爆音を怖がって、とても神経質になってそうだったので、22:00を過ぎてから散歩に連れていく(普段はこんなことしない)。

 うちの犬はとても臆病で、見たことのないものは大抵怖がるのだ。

 口の手術跡だが、腫れはほとんど治まったようだ。口を広げようとすると(特に上前歯をむき出しにしようとすると)傷口が痛むが、たいしたことは無い。が、上左前歯と、その横の歯の2本の感覚がなくなっていることに気付く。手術をするまでは(神経を抜かれたにも関わらず)両方とも感覚はあったのだ。横の歯に至っては、神経を抜かれた覚えがない(だいたい、穴も空いてない)。

 まあ、月曜日に次の予約が入っているのでその時に医者に聞いてみるとしよう。


1996/08/15

 朝、目覚しに起こされてみると、外で嵐が吹き荒れている(雨は降ってないが)。おいおい、台風は昨日のうちに東北を過ぎるんじゃなかったっけ?と思いつつ、TVを見るとまだ新潟沖辺りにいるらしい。暴風圏内が妙に広く、関東地方まですっぽりと覆われている。

 千葉県北西部には暴風警報が出ているようだ。

 「腫れる」と脅かされた割には口の手術跡はそんなに痛まない。とか思っていたら、鼻をかんだら出血してきてしまった。なるほど、鼻をかんだ時は、鼻水を拭うために上唇の上を強く圧迫するのだ。困った。これでは鼻をかめないではないか。

 そうそう、今日からかかっていた歯医者が夏休みに入ってしまうので、その間に容体が急変した場合に行くべき歯医者を紹介されていた。このことだけでも結構な不安感を湧きおこされていたのだが、今の所上の症状(?)以外は平気なようだ。ほっと一安心。

 日本テレビはひどい放送局で、7:00〜7:30まで見ていても交通情報をやってくれない(野球情報なぞどーでもいーんだっつーの)。やっぱNHKにしとけば良かった(;_;)。しょうがないので動いていると信じて家を出る。

 駅に着いてみると、「京葉線が遅れて運転しています」という不吉な掲示がある。しかし7:45発京葉線直通列車は定刻通り来ている。

 一昨日に引き続いて今日も蘇我で座れてしまったので寝ていて良く判らなかったが、東京駅に着いてみると15分程遅れているようだ。これならたいしたことはない。

 会社にいる間は槍が降ろうが鉛の粒が降ろうが関係ない(本当か?)ので、今回の台風の被害は15分だけ時間が無駄になった、ということらしい。

 昼休みDuel。0勝1敗1分。始めは調子良く相手の土地を破壊しまくって一時は0枚までにしたが、そこから土地もしくは補助呪文しか引かず、息切れで負け。むー。調整が必要なんだな。どうしよう。2色にしてしまえというDark Sideからの声が聞こえるが、無視する。

 なんか、この3色土地破壊は、土地破壊が重要なんじゃなくて3色でいかに回すかが重要なんじゃないかという気がしてきた。そういう方面でちょっと改造を試みてみようと思うが、速いDeckにはやはり弱いのだろう。3色っつーとLegendかぁ?(^_^)

 昼を過ぎて、すこし手術跡が腫れて来たようだ。でも痛くはないので平気なんだろう。

 良く考えてみたら、手術と呼ばれるものを受けたのは初めてかも知れない。外傷を縫う、というのは幾つかあったが、なにも傷のない所を切り開かれたのは初めてだ。だから昨日は手術記念日。

 …こんな古いギャグを飛ばして、判る人がいるのだろうか。

 そういえば、昨晩から背中の痛みはほとんど取れていたのだが、なるべく身体(というか背中)を動かさずに活動しようとしていたツケで、そこかしこが筋肉痛になっている。肩なんか重苦しく痛い。

 以前からネットワーク上でポルノ関連の情報の流通を制限しようという動きがあるが、アメリカならともかく、日本でんなこと言ってもちいとも説得力がない(違法なものは別だが、日本の猥褻物関連の法律は運用が恣意的過ぎるのでこれもやはり説得力を持たないよな)。その前にコンビニの雑誌コーナーを何とかせい。Internetにアクセスできる小学生より、コンビニの雑誌コーナーに近寄れる小学生の方が余程多い。

 見たくないものは見なきゃいい。そうする自由は保証されている。

 要するに自分よりも弱そうなものを見つけて鬱憤のはけ口にしているに過ぎない、ということを自覚してもらいたいものである(もしくは安っぽく一方的な価値観に支えられた正義を実行している快感に酔いたいのか)。暇ならもっと生産的な活動をしなさい(かなりのエネルギーは要るけどね)。絵を描くのはとても生産的な活動なのだよ。その情熱を持たぬもの(持たないからこそこういう下らない活動を出来るんだろうけど)にとやかく言う権利なぞない(おっ、言い切っちゃって大丈夫か?)。

 不特定多数の読者がいない状況で、こういうことを書くのって虚しいかも。でもfj.*に投稿するのは恐いから嫌(^_^;。


1996/08/14

 最近は夜もたいして暑くないと思うのだが、朝起きると寝汗でシャツもタオルケットも枕もぐっしょりである。風邪が直り切ってないのか、それとも内臓でも悪くしているのか。単に私の体質なのか。

 今週は平均して6時間睡眠なので、朝がとても辛い。もっと早く寝よ(なんて言ってるそばから1:00AMまでNetSurfingしてたりするんだ、きっと)。

 「蓬莱」読了。面白いには面白かったが、やはりちょっと知ってる業界のことなので、「本当かよ、それ」という記述がちょいと気になった。後、単行本をノベルズ化した作品の常か、いまいち一部のネタがタイムリーじゃないと感じた。これはしょうがないか。

 なんか、朝起きてみると喉の小骨が取れている感じ。寝るまでは気になっていたんだけどなぁ。これは、昨日気になって気になっていじり倒していたので、喉の粘膜が傷だらけになって(誰かのエッセイでそういうことがある、という話を読んだ覚えがある)小骨の痛みがバックグラウンドノイズに埋もれてしまっているのかともふと思うが、喉もたいして痛くないのだ。溶けたか?(^_^;

 背中は相変わらず痛い。でも昨日よりはましかな。とうとう寝る前に湿布薬(じじくさい)を導入したので、それが良かったのだろう。

 昼休みDuel。0勝1敗1分。負けた時は相手のDeckが回って、土地破壊呪文やSummonをことごとくCounterされてしまった。ううむ。青白Counter DeckってAliencesが導入されて確実に強くなってるのか。Counterは2枚土地が出れば良いけど(最悪0枚でも大丈夫だし)、土地破壊には最低3枚必要だもんなぁ。

 会社をフレックスで15:00に出て歯医者に行く。

 歯医者が「今日は徹底的にやっちゃいましょう」と言ったので、一体何をされるんだろうと思っていたら、まずは既に開けてある歯の穴に中空の針を差し込み、歯茎の中をぐりぐりされる。結構痛い(;_;)。

 なんかそれで、かなり患部が酷いことが判ったらしく、X線写真を撮られる。

 さらに医者が「メス持ってきてくれる」とか言ってるので不安におののいていると、やたらと上唇を押しのけてなにやらしている。先ほどの針の件で痛みを訴えたら麻酔をされたので何をしているか良く判らない。と、鏡で患部を見せて医者が説明するつもりになったらしく、鏡を持たされる。

 私の歯茎が血だらけになっていた。歯茎と上唇の間を切開し、手術を始めていたのだ。そういうことは一言断ってからやって欲しい。

 手術中、結構苦戦しているらしく、やたらと中断してX線写真を撮られる。今日だけで6枚である。どうやら、歯茎の中に1cm四方くらいの物体の影があり、そこを中心として化膿してるらしい。

 まあどうすれば直るかなんて判らんので、直りさえすれば(そして副作用がなければ)どんな治療をやってもらってもあまり構わないのだが、なんつーか、先が丸くなっててちょっと曲がっているピンセットのようなもので患部をごりごりされると、これが非常に痛い。

 やがて患部だけでなく、歯全体の神経が痛み出す。はっきり言って、涙ぐむほど痛い(;_;)。おまけに出血して口の中もでろでろである。

 1時間にわたる手術の結果、患部は取り除かれたらしい。しかしX線写真に写っていた謎の影はそのままだ。医者曰く「まだ直らないようだったら大学病院に行って取ってもらうしかない」

 しかし、こんなに短期間に連続してX線に被曝したのは生まれて初めてじゃなかろうか。鉛の防護エプロンを着けさせられるとしても、結構DNAにダメージが行ったんではないか。気にしないけど。

 あ、大学の時の結晶回折写真を撮る実験の方が被曝量が多かったな、きっと。

 帰りがけに、医者に「腫れる」と脅かされたので戦々恐々としていたのだが、麻酔が既に切れていると思われる現在でもたいした痛みではないし、腫れている感じも無い。ほっと一安心である。

 自己分析って必要だよね。特に不特定多数の人の前に立つ場合はさ。自己分析が出来ない人間ってかなり滑稽に見えることが多いよな。注意しなくちゃ。他山の石。

 だからっつって、滑稽に見える人間をよってたかってつつき回すのも大人の態度じゃないけどね(でも面白いのは確か)。これも注意せねばなぁ。他山の石。


1996/08/13

 昨日の晩飯に食べた、ニジマスの塩焼の小骨が喉に引っ掛かっている。

 別に痛くはないのだが、とても気になる。訂正、すげー気になる。

 昨日寝違えた所はまだ痛いので、身体を動かすのがやはりおっくうである。どうも右の方が酷いようで、今日は左は痛まないが右は昨日と同様に痛い。

 小骨のおかげで身体を動かしていようがいまいが不快になってしまった(;_;)。

 昨日の勤務時間のマイナスを取り戻すべく(歯医者には明日も行かなければならないし)、今日も早く起きて早く出勤する。が、7:17の電車にはさすがに乗れなかった(これに乗れば定時出勤できるのだが)ので、7:45になってしまった。これでも昨日よりは早く会社に着いてしまうのだから虚しい気分だ(いや、今日は虚しくないのか)。

 また、この電車は、外房線から京葉線に入ると、蘇我→八丁堀→東京という、特急の停車駅に八丁堀を足しただけの駅にしか止まらないので、大抵の場合東京まで立って行く羽目になるのだが、今日は何故か蘇我で座ることが出来た。ラッキー(こういうところで幸運を使い果たしているのではないかという気になって来るが)。

 昼休みDuel再開。こちらは3色土地破壊、むこうは青白MillStone。取り敢えず2勝1分(時間切れ)。相手が遅いDeckなら、結構強いことが判った。速いDeck相手に同等に戦えるようにするには、黒赤の2色にするしかないんだろうなぁ。でもってついでに手札破壊を入れるのか?(^_^;

 来訪者1800人突破。有難うございます(本当は日曜に突破してたんですが、気付かなかった(^_^;)。

 さすがに今週はお盆だから参照数は減るだろうなぁ。

 やぁ、6/30事件を起こした人間の周辺で、また波風が立ってるようだ(笑)。

 あんなん、波風起きて当然じゃん。実のところは本人ちっとも懲りてないんだから(それにしても、喉もと過ぎるまで2ヶ月掛からないとは)。今度の攻撃対象の人は起こすつもりで起こしたんじゃないのかなぁ。

 気になる人は上のボタンからReadMe!のページに飛んで、フリートークから各関係者のページに飛んで下さいな。6/30事件を知ってる人は笑えることを保証します(あ、生真面目な人は駄目かも)。知らない人は、うーむ。やっぱしその辺のページを回ってれば、当時の記録を残しておいてくれてる人もいるかも。

 でも他人の喧嘩を野次馬気分で見物できる人以外は、気分が悪くなるから知らない方が良いかも知れない。

 なんか、今日は「なぁ」が多い感じ。これって癖なんだよな。直さなきゃ。


1996/08/12

 夏休みが明け、今日から会社である。

 が、歯医者の予約を17:30から入れてあるので、フレックスを使って早く帰ってこなければならない。

 マイナスが大きくならないように、早めに家を出て9:00には会社に着いているようにした。が、7:23を逃すと7:45までは、7:45の電車を利用した方が速く東京駅に着けることが判明した。今日は7:35を利用したのでとても虚しい思いをしてしまった。

 会社に着いたくらいから、どうも肩甲骨の間の背骨の周辺が痛い。どうも寝違えたようだ。これって長引くと3、4日は痛みで苦しまなければならない。なんとかならないものだろうか。おかげで今日一日中、身体を動かすのがとてもおっくうになってしまった。

 15:00には会社を出たいと思っていたのだが、14:30位にトラブルが舞い込む。どうも向こうの部署で担当間の連絡がまったくなってないまま夏休みに突入したのが原因らしい。尻拭いさせられるこっちの身にもなってくれ。

 結局、会社を出られたのは15:20を回ってからだった。

 東京駅に着いた時点で、時刻表通りに電車が動いているなら、なんとか予約の時間に間に合いそうだったのでほっとする。

 が、蘇我駅で外房線が良く判らない原因で発車時刻を10分以上も過ぎてから発車する。

 おかげで歯医者の予約時間には遅刻である。どうしてこうタイムリミットがあるときに限って遅れるかな。

 「うしおととら」30巻、「じゃじゃ馬グルーミンUP!」7巻、Newtype9月号を買う。うしおは次で終わるのかな? もうサンデーもジャンプもスピリッツも長いこと読んでいないのだ。今、買って定期的に読んでるのはYoungKING OURSだけだという…(^_^;。立ち読みするのはYoungANIMALくらいなものだ。


1996/08/11

 先ずは昨日のことから書こう。

 昨日は、友人の勤務するゲームソフト会社(出来たばかりなので社名は有名じゃないけど、作ったゲームは結構有名だと思う)の人と、Magicの日本語版を使ったSealed Deck戦を行なった。

 取り敢えず、午後になったら来いということだったので、午前中にいつもの歯医者への巡礼を終え、大宮の友人宅に向かう。

 大宮の友人宅では、既に来ていた別の友人とDuelの真最中。私はどうも寝不足気味なのでパスしてSSのKOF95をやっている。

 そこへ調布の友人夫妻が到着し、こちら側の参加者は全て揃う。この友人に頼んでおいたエスカのビデオを観る。…「恋の黄金律作戦」。…こ、こいつらほんまもんの阿呆や。

 で、観終わった所でちょうど約束の時間となったので、友人宅から徒歩5分程の会社事務所まで歩く。

 まるっきり普通のマンションである(ただし、家賃は高そう)。よく雑誌の取材の人に「住居兼事務所ですか」とか分け知り顔に言われる、とは社長さんの言。

 順序が前後したが、事務所に入ると、社長さん自らのお出迎えであった。恐縮してしまう(ウソつけ)。

 で、最初は5人で総当たりをやろうとかいっていたのだが、もう一人の向こう側の人が参加するかも知れないということで、その人の到着を待って(遅れて来ることは最初から判っていた)始めることにする。それまでは持って来たDeckでフリープレイをした。

 で、なんだかんだでシールド戦を始めたのは17:00。参加者6人だったので3人のグループに分け、その中で総当たりをし、得点(1Set中、勝ち点3、負け点0、引き分け1とした)が高かったもので決勝、という形に落ち着いた。

 私は怒涛の鬼ヅモで、Starter2個でSerra Angel2枚というツキを見せた(^_^)。しかし、平地は9枚しかない。しかもCreature以外に使えるカードがほとんどない…。結局Creatureが充実していた(っつーか、その他の呪文が2枚しかなかった)緑と、それなりに使えるカードが揃っていた白で1線Deckを組む。残りの3色で取り敢えず2線Deckを組んでおくが、こっちも結局Creature主体だ。

 んでもって、結局私と、調布の友人が決勝進出で、決勝は私の1勝2敗となった。負けた時に必ず土地を取られていたので、後になればなるほど土地が出なくて苦しんだのが敗因(としておこう)。

 終わったら、22:00を回っていた。飯も食わんといい大人がなにやってんだか(^_^)。私は帰れるかどうか微妙な線だったので泊まることにする。

 優勝商品として、この会社で作った某有名ソフトのBGM集と攻略本を提供して頂いた(当然私は貰えなかったわけだが)。参加賞としてこの会社の名前入りタオルを頂いた。どうも有難うございます(ってここで言ってもなぁ(^_^;)。

 終了が10時だったので、夕食はラーメン屋か飲み屋でなければ取れない(かなり遠くにファミレスがあったが、疲れていたので却下された)。

 人間が3人居たので居酒屋のチムニー大宮店で飲むことにする。最近はアサヒの黒生の台頭で、ほとんどのビールメーカが黒ビールを居酒屋などにも置くようになった。黒生は不味いが、これは良いことだ。ここではキリンの黒を飲めた。

 つー訳で、土曜はMagicと飲み会で過ぎていき、翌日の日曜は台湾料理屋で昼飯を食ったのち、ゲーセンめぐりをし、大宮にあるトレーディングカードショップ(Penthouseのトレーディングカードが日本で入手できるとはしらなんだ)にちょっと寄って書泉ブックマート以外の店でのMagicの価格の高さに慄然とし、家に帰ってきたら17:00を回っていたので飯食って風呂入って疲れていたのですぐ寝てしまった。

 あ、そうそう。移動中に「テレビジョン・シティ」(下)を読了した。最後の方の主体が目まぐるしく入れ替わるところはなかなか読ませた。でもなぜそういうことがおきるのかについての説明はほとんどない。これではSFとは呼べない気がする。いいかげんでも理屈に基づいた説明が欲しいところだ。

 という訳で、96年の夏休みは一巻のお仕舞い。なんか風邪と歯痛でさんざんだったような気がする。


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