96年9月第1週の世迷い言


1996/09/07

 9:30。歯医者からの電話で目覚める。今日の予約は16:30だが、時間が空いたらしく、「今から来れないか」などという。寝ぼけながらも、30分後の約束をする。

 どたばたと用意をし、歯医者に向かう。いかん、5分の遅刻だ。

 治療は滞りなく終わる。が、まだまだかかるようだ。「他の虫歯の治療をしながらやっていきましょう」とは歯医者の弁。

 バイクのガソリンを入れに行った。8Lも入る。やべー。ガス欠直前だったんじゃないか。

 歯医者からの電話で、思っていた時間よりも1〜2時間早く目覚めてしまったので眠い。ついつい昼寝してしまう。19:00に晩飯だと言われて起きる。あぁ、これじゃ無い日だ。

 晩飯後、久々にFighting Vipersをやる。TraningでHoneyの技に全てOKを付ける。はて? スカート脱ぎはこの後どうすればいいんだっけ? 取り敢えずCandyでやってみる。名前しか変わらんのか。

 続けてワースタEX。まだ修行が足りず、打てない守れないで全然勝てない。ファミスタの感覚とずいぶん違うのでとまどうのも一因か。

 溜まったアニメを見つつ、ついつい雑誌の整理を始めてしまう。あまり片づかなかったような…。

 エスカ。ディランドゥ様復活。犬のにーちゃん結構格好良いではないか。アレンを振ったひとみが地球に戻ったようだ。でもまた戻ってくるんだろう。しかし、先週のディランドゥ様には胸があったような気がする。どういうからくりなんだろうか。

 ラムネは引き続き説明の週。しかし、今まで判らんかったのは初代ラムネスが未来の人間だった、という一点だけだぞ。大仰に驚くラムネードがいつにも増して間抜けだ。

 水色時代は久々にらしい話。でも、優子が悪くないとなんか違うような…(^_^;

 セイントテールはこの手の話に欠かせない正体バレ話。向こうの光量がこちらと同じになると、マジックミラーは透明でなくなるような気がするとかいう突っ込みはしてはいけないのだろうか。


1996/09/06

 風邪はすこし快方に向かった様子。喉のひりつく痛みは無くなっている。鼻水も水っぽいものが際限なく出る状態から、すこし粘りのあるものが溜っていって鼻が詰まるようになった。明日、明後日の休みで変なこと(徹夜とか)をしなければ直るだろう。

 今日はいまいち寝覚めが悪く、会社にフレックスぎりぎりで着く時間に家を出た。

 この時間だと、蘇我始発の京葉線快速に乗るので、座ることが出来、こんな体調の時には東京に着くまでに貴重な睡眠時間を稼ぐことが出来る。

 が、今日は違った。隣に座ったおばはんが、後から乗って来たじいさんと、最近、癌で死んだらしいそのおばはんの上司の話を延々と始めたのだ。

 なにせおばはんだから声がでかい。耳を塞いでも言っていることがはっきりと解るくらい声がでかいのだ(ちなみに、車内の騒音は、耳を塞ぐことによりそのほとんどがカットされることが確認できた。ってそんなの嬉しくないわ!)。私はすっかり眠気を覚まされたが、未練がましく睡眠を欲していたので、そのまま目をつぶっていた(つまり、勝手に入ってくる音声を無視できる程、集中できるものがない状態である。会話の内容は全て理解できるが、聞きたくて聞いてるわけじゃない。会話を聞けるより、黙ってくれて眠れる方が余程嬉しい)。

 で、はからずも会話の内容が頭の中に入って来るのだが、これがもう、癌という病気の性質や、内臓疾患の外科手術についての知識をまるで持ち合わせてない(私だってたいして知識を持ってる訳じゃないが)ばかりか、客観的に見ると関連性の薄いと思われる2つの事象を、主観的に因果関係を結びつけてそれをしたり顔で喋ったりするという、まるっきりトンデモ系の内容だった。私は「なんでそうなる!」と20回くらい突っ込みたくなった。ついでに愚痴が混ざってたので、絶望的な気分になり聞こえないように呻いてみたりする(あ、ちょっと防衛漫玉日記が入ってしまった)。

 という訳で私は朝から機嫌が悪かったのである。さっさと睡眠を諦めて、「笑わない数学者」でも読んでいれば良かった。

 京葉線の地下ホームからその他のホームへの連絡地下道が、人でごった返しているというのに火がついた煙草をくわえて歩いていた大馬鹿ものに遭遇する。公共の地下施設で煙草を吸うような輩は、火刑にでもしてやれば良いんだ、という気分になる。

 15:00に、会社の売店に行き、うかつにも500mlのCanadaDRYのジンジャーエールを買ってしまい、飲み切れなくて持て余してしまった。ダサい。食い物を買う時や注文する時に、自分の現在の体調を考慮に入れずに後悔することが最近多くなった。要するに年を取ったということか。


1996/09/05

 今日もかなり駄目な感じ。

 朝起きて、喉の痛みが昨日と全く変わってないことに気付いて「駄目だこりゃ」と思う。しかし、熱は36.5℃。平熱が35.5℃くらいなので、十分高いのかも。

 しかし、有給が残りわずかなことと、今日休んでしまうよりは今日無理して会社に行って明日休んだ方が連休になって嬉しいことと、今日は近所の医者が軒並休みなことを理由に会社に行く。

 行きの電車は、通勤快速を使わなかった(正直に、通勤快速に間に合う時間に起きられなかったと言いましょう)ので、海浜幕張で座ることが出来た。そのまま熟睡。

 そういえば、昨日も23:00を回る前に就寝したのだが、2:00ごろ目が覚めた。今回は喉は渇いていなかったのでまた寝たのだが、一体なんなんだろう? 誰かが私を呪っているのか(心当たりありすぎ(^_^;)。

 昨日買った「新宿少年探偵団3 摩天楼の悪夢」を読了。これって想定読者層はどういうところなんだろう? 昔ならソノラマとかでしか出せなかったような気がする。だけど講談社ノベルスだしなぁ。

 昨日の答。ばいきんは黴菌と書く。つまりかび。じゃがいもは昔はじゃがたらいもと言っていた。じゃがたらはジャカルタがなまったもの。つまりじゃがはジャカルタのこと。転寝と書いてうたた寝と読む。

 今日は風邪で辛いのでこの辺で。


1996/09/04

 あ〜、もうなんか今日は朝から全然駄目な感じ。

 昨日、続く寝不足を少しでも解消しようと、22:30には就寝したのだが、今日は体調、絶不調。

 目は朝からしょぼしょぼしてるわ、鼻水は出まくるわ、頭はぼーっとしてるわ、汗が出ているのに寒気はしてるわ、身体の節々は痛むわでもう大変なのである(;_;)。

 ついでにキーボードの打ち間違いも多い。なんだかな〜。もう駄目かも(-_-)。

 そういえば、昨晩、2:00頃に一度、喉が渇いて目が覚めたのだった。これまで、尿意や空腹で目覚めたことは幾度かあったが、喉の渇きで目覚めたのは初めてだ。やはり発熱しているのだろうか。

 午後になっても相変わらず鼻水は出る。だが、昼にしっかり腹が減ったので、体調は最低という訳ではないようだ(本当に体調が悪い時は、空腹になると気分が悪くなるだけで腹が減ったとは感じない)。

 昼休みDuelは、あいも変わらず全敗なので、勝つまで書くのを止めようと思う(;_;)。

 15:00。いつものように売店から菓子と飲物(今日は団子と大黒茶だ)を買って来た私は、早速団子を平らげにかかった。団子をあらかた平らげた時、私の背中側、胃の少し下辺りに鈍い痛みが走った。実は先日来、私はちょっと下痢気味であったので、また下痢の発作が始まったのかと思い、トイレに駆け込んだ。

 が、いっこうに腹痛は収まらず、便も液状でなく通常のものだった。

 なかなか収まらない痛みに煩悶しつつ約30分程トイレで過ごし、ようやく少し収まりかけたので出て来た(少し眠ったかも知れない)。

 未だに少し腹痛がするので、完全に気休めなのは解っているが、会社から支給された大正胃腸薬Kを飲んだ。

 時間が経つに連れ、鼻水はどんどん水っぽくなり、喉も痛み出す。こりゃ本格的な風邪だ。幸い、今日は定時間日という「残業をしなくても怒られない日」(本当は違う)なので、さっさと退社して寄り道もしないで帰ってくる。さっさと寝るとしよう。

 とかなんとか言って、毎週観ている「クイズ赤っ恥青っ恥」は観る。ばい菌の「ばい」は何のことか、とか、じゃがいもの「じゃが」は何のことか、とか、転寝と書いて何と読む、とか、今週は難しい問題が多い。ことごとく判らずに、大変悔しい思いをする。正解は明日の日記で(^_^)。

 唐沢俊一の「トンデモ怪書録」読了。面白かった。1300円の価値はあると思う。元の本を読んだとしても、退屈なだけでこれほど笑えはしないんだろう、きっと。


1996/09/03

 Webで調べものをしている。YahooやらAltaVistaやらのお世話になっているのだが、目標が定まっていない場合にWWWで情報を捜し出すことの難しさを実感している。

 特に、AltaVistaは登録件数が桁外れに大きいので、あまり範囲を狭めてしまってはなにも引っ掛からないし、逆に範囲を広くすると変なものまで引っ掛かって、検索結果を読むのが大変になる(しかも、変なものの割合が大きいので徒労感も増す)。

 その代わり、目的がはっきりしている場合、例えば、どこの会社の製品について調べたい、とか、CG漁りがしたい(^_^;とかの場合は非常に簡単に(まぁ、初期情報の有無によっては多少は苦労したりするだろうが)大量の情報にありつけるのである。

 これらのことを踏まえると、やはりWebを中心としたInternet Communicationというのは、広く狭いコミュニケーションに向いているのだという説を支持したくなる。

 この場合の広く狭いは、世界的には「広く」「狭い」興味の範囲を持った人達のコミュニケーションという意味だ。

 掲示板システムが稼働しているPageに出入りしている人には、なんとなくニュアンス的に解ってもらえるのではないだろうか。まぁあれは、簡易草の根BBSとでも呼ぶべきものかも知れないが。

 実はこれは誰かの受け売りなんだけどね(^_^;。

 結局あまり有用な情報は集まらなかった。News Groupに質問した方が楽ちんだし、情報が見つかる可能性も高いみたい(他人の手を煩わせるのだから、安易な使用は謹みたいものだが。でも聞いてばっかしだよな(^_^;)。

 AppleがBeを買収するのではないか、という噂が流れているらしい。BeOSを、Coplandのカーネルの代わりに使える、ということらしい。実際、Macで動作するBeOSは現在開発中らしい。しかし、そうした場合は、これまでのソフトウェア資産はパァになる。

 互換性を失うくらいなら、Macintoshという名前を使わず、新しいプラットフォームとして発売して欲しいものである。それに、680x0→PPCというハードウェアの変更でも互換性を保ったAppleが、そう簡単に互換性を犠牲にするとは思えない。

 と、いう訳で「Coplandの代わりにBeOSを」という話は眉に唾を付けて聞いてしまうが、OSの選択肢が増えるのは悪くないので、ぜひMac用のBeOSも発売して欲しいものである(NeXT STEPのように個人ではなかなか買えない値段になると悲しいが)。

 「宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ7 雲の上のファウンテン」読了。なんつーか、次の巻の為の顔見せ、という印象が強い。私はテンツァーの去就なんかはどうでも良いので、ドラマもあんまし面白くなかったし。Opt.からの合流組(Opt.を知ってる人に対してはぜんぜん伏せたことになっとらんなぁ)は今回は裏方だったが、表には出て来ないのだろうか。


1996/09/02

 あまり好きな人はいないと思うが、私は月曜日があまり好きでない。

 理由は簡単、休みが終わって平日の始まりだからだ。すなわち休みが一番遠い日になるわけ。

 今日は昨日の夜更かしがたたって、寝坊しかけたので、余計に憂鬱である。

 会社に着くと、私の机の上(実際は、脇机の棚の上)にあるEWSの電源が入っていなかった。外部に見えるネットワークを閉じるという作業に伴い、大々的なIPアドレスの付け替えがあったため、一度shutdownしていたのだ。当然、shutdownする前にIPアドレス変更に伴う設定の変更をしておかねばならなかった筈だ。

 "筈"というのも、その作業が発生した先週の金曜日に私は風邪ひいて会社を休んでいたため、作業を実際に行ったわけではないのである。

 取り敢えず電源を入れると、さすがに立ち上がる。が、なんかおかしい。どうやら昔のIPアドレスのままで立ち上がっているようなのだ。

 当然、真っ先に/etc/hostsを調べる。きちんと新しくなっている。しょうがないので、それっぽいファイルを片っ端から調べる。これは私の半端な知識でも判っていたことだが、普通、UNIXマシンは、自分の名前だけを設定され、それを/etc/hostsから探し出すことで自分のIPアドレスを決定する。つまり、/etc/hosts以外のファイルをいくら探しても、自分のIPアドレスの書かれた箇所など見つからない筈なのだ。

 当然、見つからなかった。管理者用のコマンドを使っても埒が空かない。

 困り果てた私は、ふと、/etc/inetというディレクトリに移ってみた。実はそこにもhostsファイルがあり、通常は/etc/hostsはそこのファイルへのシンボリックリンクになっている。が、いつのまに変わったのか、このマシンではそうなっていなかった。/etc/hostsと/etc/inet/hostsは別ファイルだったのだ(何故こんな無責任なことが言えるかというと、私は前任者がいなくなったためにこのマシンの管理者になったので、都合が悪くならない限り設定には手を触れないからである。私の前には2人の管理者が居た)。

 そして、/etc/inet/hostsの内容は古かった。つまり、UNIXはこのファイルを見て/etc/hostsは見ていなかったのだ。

 と、いう訳で障害は解決したが、はっきりいって脱力した。まぁ、設定上のトラブルなんてのの大半はこんなものである。

 午後になって、入れた憶えのないSamba(UNIXファイルシステムをNTやら95やらで共有するための仕組み)が昔の不正なIPアドレスを持ったパケットを吐いていると、ネットワーク管理者に言われる。慌ててプロセスをKillするが、また立ち上がる。

 しょうがないので設定を見に行くと、/etcとは全然別のディレクトリに、/etc/hostsと同内容のファイルがあり、それを見に行ってるらしいことが判る。場所が決まってるシステムファイルがあるんだからそこを見に行かんかい! まったく。

 ついでに、親プロセスがinetdだったので、inetd.confを見ると確かにSambaの設定がある。たぶん前任者が設定していったのだろうが、Sambaなどまったく使っていないので早速コメントアウトした。苦情が出るまでこのまま行こう。

 という訳で、今日は設定変更に伴うトラブル解消で1日が暮れたのであった。疲れた。


1996/09/01

 9月。長月。もう秋である。が、昨日より蒸し暑い。台風接近のせいか。

 絵を描く気力がない。描き始めてもすぐに線が気にくわなくて止めてしまう。一般世間で言うところのスランプだろうか。好調がない人間にはスランプは訪れないと思うのだが。

 週末恒例アニメの消化。

 まずはエスカ。1話にしか出ないのかと思っていた地龍の再登場。やっぱ格好ええのう。欲を言えばエスカと格闘して欲しかったが。フォルケン君の再起なるか。「暴れ回っていた龍」を可哀想と言ってしまうバァンは、優しいというよりお人好しではないのか。それとも龍が暴れ回っていた様子は割愛されていたのだろうか。

 ラムネ。説明の週。オルガンを見てドラムを思い出さないのは、愛が足りない証拠だと思う。なんか、この血筋はみんなそうらしいが。

 水色時代。普通の少女漫画みたいな展開だ。水色らしくないぞ。優子がぐだぐだ言わないからこう感じるのだろうか。

 今週のセイントテールは野球でなかったようだ。先週のボケに誰も突っ込みをしてくれなかったので、受けなかったと判断して今週は止めておく。

 ガンダム-X。ショタコンねーちゃんが再登場したかと思うと便利に使われる役だった。しかもM.A.まで壊れてしまって、これでは浮かばれないだろう(死んでないって)。しかし、DXって、あんな状態でまともに動くと言えるのだろうか。コンピュータを移植してしまう方がよほど手間がないと思うのだが(DXの設計が大タコで、移植しようがないのかもしれないが)。

 スレイヤーズ。おぉ、ガウリィが見せ場を全て奪っているぞ。前衛の剣士役からとらわれのお姫様役までこなすとは。ガーブはあれで退場なのか? あまりに情けないような気が…。ちなみに、私は原作は読んでないので原作を知ってる人は先を話したりしないように。

 セラスタ。無理やりファージを出す必要があったんだろうか。泣く子とスポンサーには勝てぬということか。しかし、あの絵を描いてた女の子はニュータイプ(もしくは電波を受信する人)ではないのか。

 気が乗らないのでとりあえずRing of Siasをやってみる。なんかちょっと軽いような気がするが、まあ面白い。980円なら大お買得だ。3980円でも納得できるかも。サウンドノベルって全部こんな感じなのだろうか。

 コクーンワールドライブノベル、読了。まぁ、こんなもんでしょ。お笑いに走ったRPGセッションがどんな物になるのかを知りたい人(大抵は端から見てればこれよりつまらんと思うが)は読んでみて損はないだろう。が、前作のティルトワールドライブノベルの方が、5倍くらい面白いので、そちらを勧める。

 そーいや、今日からHumm to ToruchとStrip Mineが1枚制限になったそうで。土地破壊と手札破壊を使わない私にとっては有難いことだ。


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