97年6月第4,5週の世迷い言


1997/06/30

 朝から眠い。眠い以外は別に問題はないようだが。

 金曜に出たデグレードの修正。リリースが迫っているので、デグった所を直して検証すればそれで終りかと思ったら、きちんと原因を把握できるまで調査せよ、との指示。眠いのに(理由になっとらん)。

 で、まぁ調べてるうちに、やっぱり最初にあたりを付けた部分が悪くて、メモリを書き潰してる臭いことがわかる。結局、Windows APIの内部の話なので、どこをどうすると「何が起きるか」はわかるが「どうして起きるか」はわからず仕舞いになるのである。なんか虚しい気がする。

 To Heart 2回目終了。雅史エンディング(;_;)。ほとんど全ての日を「1階を歩く」にしてみた結果である。やはし2階からこまめに回って、出てきた人が意に添わぬ時はBを選択すべきなのか。それとも来る者は拒まず去る者は追わず、という方針がまずいのか。


1997/06/29

 なんか金曜の話だと今日も休出くさかったのだが、昨日の届けが出てないということは今日の届けも出ていないのだろう。
 というわけで惰眠を貪り、目が醒めたら12:00を回っている。台風一過の割には暑くない。

 今日は山石氏に誘われたLiveの日である。15:00田町待ち合わせということで、どうも昨日から田町づいている。ちっとも休んだ気がしない。

 最初はKircheという、昔ZabadakのコピーをやっていたバンドのLiveだと聞いていたのだが、なんかKircheをやってる人の企画した、6バンドのコンピレーションテープの発売記念Liveらしく、6バンドが延々4時間に渡って演奏するという気の遠いLiveであることが判明する。
 17:30開演で4時間だから、終るのは早くても21:30。つーわけで、15:00から田町のスパゲティ屋「オリーブの木」(我々の間では「油」と呼ばれている。理由は秘密)で遅めの昼食を摂って腹拵えしておく。

 Liveは、なんというか、メジャーデビューできない理由がなんとなくわかるような演奏が最初の方に続いて力が抜け、中盤にほとんど勢いだけのバンドが出て来てかなり嫌になり、頭痛もして来て帰ってしまおうかとも思った。が、その次のバンドが結構良くて持ち直し、最後のKircheの演奏までなんとか気力が持った。あ、そういえば途中で出て来たバンドはテクニックなんかはともかく、ボーカルの声が嫌いで聞く気になれないってのがあったな、そういえば。
 Kircheは売ってるテープとLiveの演奏がかなり違うようなので、このLiveで買ったテープを聞いてから最終的な判断を下したいと思うのだが、Zabadakというよりはkarakに近いような気がする。いや、単に印象だけね。

 なんかえらい狭い会場(学校の教室の半分くらい)に100人くらいは集まっていて、いつも2〜30人程度しか客が入っていないので緊張している、というMCがなんかお決まりのようになっていた。なんかコミケの弱小サークルのようである。

 終ってみれば22:30を回っていて、ぎりぎり終電にまにあったが、途中はかなりひやひやした。

 結構眠いので文章がいい加減な気がする。許されて。


1997/06/28

 休出…だと思って会社に来てみれば、届けが出ていないので会社に入れなかった。

 しょうがないので会社に電話したら、同じグループの人間が出て来てなかったので他のグループの休出している人に伝言を頼み、神保町へ。

 高岡のとなりにあるゲーム屋で「虹色町の奇跡」入手。再入荷って書いてあったが、金曜発売でも土曜にリピートが効くのか? それともバックオーダー分?

 他にも、岩明均「七夕の国」1巻、コサキン本「ぽよよ〜ん」、「眠れぬ夜のグーゴル」等々、いろいろ買い込む。血迷ってWeatherlightも買ってしまう。

 早速「七夕の国」読了。やっぱ面白いなぁ。始まった頃にはもうスピリッツを買ってなくて、単行本でチェックすれば良いや、と思っていたのだが、やはり間違いだったのだろうか。

 京極夏彦「笑う伊右衛門」(ええい、字が出ないではないか、忌々しい)読了。なんだろう、なんか迸るが如き蘊蓄が見当たらないので、違う人の小説のようだ。伊右衛門の心理にいまいち同調できなかったりもした。でも一気に読んでしまったのだから、面白かったんだろう、なぁ。たぶん。

 「虹色町の奇跡」は、マガジン系を全然読まないので、マンガの問題が結構辛い。理系問題が生物学に偏っているような気がするのは気のせいか。正解率81%でコンティニューが足りなくなるので、ゲーセンでやっていた人はものすごい資金を注ぎ込んだのではなかろうか。

 「タイムクライシス」…辛い。エリア3がどうしてもクリアできない。なんかコツが必要なのか。

 「Civizard」はやってない(^_^;。

 台風の影響はほとんど無し。休出してたらどうだったかわからないが。


1997/06/27

 結局、昨日の問題は22:30までかかっても解決せず、今日まで持ち越した。
 会社に22:30までいたのであるからして、家に帰りついたのは日付が変わってからだ。
 晩飯を食う暇がなかったので、家に帰ってからコンビニの弁当を掻き込んで寝る。

 目が醒めて(というか、親に起こされて)も全然寝た気にならない。しかし、仕事が残っているので会社には来なければならない。

 午前中いっぱい使っても解決せず、昼休みまで使ってようやく解決。原因は、RLE圧縮を掛けた場合に、元のデータより大きくなるパターンを考えずに、元のデータの大きさをGetDIBits()に渡していたためと判明。なんかそれに付随して細かいBugも見付かったが、なんとか全部取りきった。ふぅ。
 が、既に予定から2日以上も遅れているのである。結局リリース直前は尻に火が付いたように働かなくてはならない。

 昼休みがまるまる潰れちゃって今日発売のゲームソフトを買いに行けなかったぞ(;_;)。売り切れたらどうするんだよぅ(;_;)。どうせ忙しくてやってる暇なんかない、という話もあるが。

 「ベルデセルバ戦記」の主題歌が新居昭乃らしいことをファミ通のインプレッションで知る。なんかこの原稿書いてる編集者がマヌーなこと言ってていや〜んな感じ。でも買いたい欲すこし高まりか。なんかここだけ文章壊れてるっていうか〜、みたいな〜。

 夕食のための30分休みの間に買いに行ったら、PS版「虹色町の奇跡」は売り切れ。しょうがないので「タイムクライシス + GunCon」を買って来る。SS版「虹色町」はあったのだが、SSは概してPCM音声の品質がひどいのを思い出し、買わなかった(「わくわく7」のアリーナの声なんか泣けてくるものがある)。
 ついでに近くの本屋により、GUIN SAGA 外伝10と「天使墜落」上下と京極夏彦の新刊を買う。さて、どれから読もうか。

 なんか今日も22:30までいなければならない雰囲気が濃厚。どうせ明日も休出だし。

 暑い。なんで室内の気温が30℃近くまで上がるのか。会社は我々に仕事をさせない気か(いや、涼しければ今の100倍働くとか、そういうことはないですが)。


1997/06/26

 復旧がやっと終わったと思ったら、なんかemacsが上手く動かない。どうやらemacsがインストールされているパーティションの大きさを以前より小さめに取ってしまったらしく、リストアした後、dfでみるとファイルシステムフルになってしまっている。
 しょうがないのでとりあえず必要なさそうなファイルを見つけて、他のパーティションにコピーする、という地道な作業をする。

 やはりファイルシステムフルが不調の原因だったようで、ある程度のファイルを移動したらきちんと動くようになり、一安心。

 依然続くやる気なし状態。うぅ、こんなことではいかんのにいかんのに。

 今日はさっさと帰ってしまおう、とか考えていたら、定時寸前になってデグレードが発覚。解析をしなければならない。この精神状態で、そういう展開はきついものがある。

 妖魔夜行の最新刊読了。野球の話と馬の話と映画の話のやつ。このシリーズ共通に言えることだが、割と普通。可もなく不可も無し。


1997/06/25

 引続き、復旧作業。

 マシンのUNIX環境はインストール完了したので、運用にネットワーク接続の許可を貰(侵入対策のため、イントラネットのマシンであってもセキュリティホールを埋めておかないと接続させてもらえない)、壊れたファイルシステムをリストアする。

 が、何故かBackupシステム(うちのグループで作ったもの)がうまく動かない(;_;)。しょうがないので、複数のコマンドを使って手動でリストアすることにする。

 今日はこれで1日が終りである。なんか虚しい気が…。

 日経サイエンスを買う。極限細菌の話を読んで、生物の多様性に感動する。

 近所のコンビニに行けば大量に余っているFFTは買わずに、Civizardを買ってしまう。分厚いマニュアルにちょっとたじたじ。プレイレポートはやる暇ができてから。

 To Heart、1回目クリア。宮内レミィだった。ちなみにCD達成率は88%だそうな。何を見てないんだろう? しかし、あれは絶対来栖川先輩だと思ってたのになぁ。
 なんか方々の情報によると、どうやらあかりは難しいらしい。

 ちなみに、「読んだ文章は速く」をOn、「日付の表示を速く」をOffにしておくと、SoftWindowsが落ちなくなった。


1997/06/24

 引続き、復旧作業。

 私が端末として使っているマシンの修理は、午前中で終ったのだが、先に壊れたマシンと依存関係にあるので、環境は完全には元に戻っていない。

 その、もう1台のマシンだが、すでにUNIXのインストール方法を忘れ去っているので、四苦八苦する。運用から借りたCD-ROMドライブのターミネータがおかしかったことに気づくのに半日を要したり(昨日書いた「故障」はこれだった)、いろいろ情けない理由も山盛り。

 結局、本格的にインストールを始めた午後になってから。終ったのは19:00を回っていた。これをネットワークにつなげるには、運用の人間のチェックが必要なので、本格的に復旧するのは明日だな。


1997/06/23

 目覚めは少し頭が重い。寝不足気味だったから、単にそのせいだろうと思っていたら、会社に着く頃には喉が痛くなっている。むぅ、ちょっと気をつけて生活せねばなるまい。

 以前、私の使っているUNIXマシンは、もう1台のマシンと相互依存関係にある、とちょっとだけ書いたと思う。今日、そのマシンの内蔵と外付けの2台のディスクが壊れた。
 以前自分の使っているマシンのディスクが壊れたときは、あっと言う間に使用不能になってしまったので、パーティションマップやらfstabやらを残しておく余裕がなく、一から環境を作り直してやらなければならなかったことを踏まえ、修理業者を呼ぶ前に、その辺の情報を抜かりなく残しておいた。
 が、修理が終わっていざ再インストールとなったところで、再インストールのためにFDDからの起動が上手くいかない。
 まぁ、それまで、インストールの方法がよく判らなくて試行錯誤していたのだが(引っ越しのときにマニュアル類をあらかた捨ててしまったのが敗因だ…って、私が捨てたわけじゃないが)、その時に古いディスクを読ませたおかげで、FDDがいかれてしまったらしい。

 しょうがないので、また修理業者を呼ぶことにした。

 で、その試行錯誤の間に、私が使っているマシンからCD-ROMドライブを外して持っていったのだが、元に戻して上げてみると外付けディスクの電源が入らない。SCSIの接続が上手くいっていないと電源が入らないという仕様らしい。ま、それはそれで良いのだが、色々調べるうちに(って、言葉で書くと簡単だが、2時間以上狭い机の裏に手を突っ込んで、ケーブルのつなぎ方を変えては再立ち上げ、を繰り返したのだ。はっきり言ってすげー疲れた)、どうも本体のSCSIインタフェースがいかれたらしい、という結論に達した。いかれた原因は不明なので、外付けディスクにその原因があるかもしれない。

 不幸というのはけっこう立て続けに訪れるものである。


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