サイコロの限界

央華の成功判定は、基本的にはプレイヤーの能力値、または技能値にサイコロ二つの出目を足した数字と、GM側で設定した行動の難易度、または相手の能力値などに、同じくサイコロ二つを足した数字とを比べ、大きい方が成功(難易度が勝てば行動は失敗)になる、という物です。

しかし、どちらか片方の能力値、技能値、または難易度が非常に大きい場合、判定するまでもなく行動の成否が自動的に決まってしまう事があります。

例えばこの場合、禦冦の「知識」は11、出目は11で、足して22でした。対してGMの用意した難易度は、「相当に難しい行為」の9でしたが、もしここでGMが6ゾロの12を出しても、禦冦の出した22という数字にはとどきません。

それで「サイコロがふれない」、つまりふらなくても成功していると言ったわけです。

少々ややこしい話ですけど、高校の確率統計か、固定変数の問題を習った人なら、見当がつくのではないでしょうか。

…実は私も経験的に捕らえてるので、上手く説明できないです。何せ、数1以降の数学は取らなかったもんで(^^ゞ
 
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