祝餘(しゅくよ)

●草有り、其の状は韭の如く、青華なり。其の名は祝餘。(或いは桂荼に作る)之を食せば飢えず。【南山経首】


 南山の招搖山(しょうようざん)にある草。韮(にら)のような形で、青い花をつける草です。
 これを食べると飢える事が無いとされています。満腹感を持続させる成分でも入っていたのでしょうか。

 なお、別のテキストでは、この草は「桂荼」(けいと。トの字は「茶」ではありません)とされています。

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