連休初日昼間からからごろ寝三昧だったのだが、これではいかん、連休なのだから何処かで竿を振ろうと気合いを入れ、夕食後、21時頃に9ft.MLのトラウトロッドの埃を払い、花見川河口に1年ぶりにプラグ投げに行ってみた。美浜大橋西岸テトラの上に立ち、橋脚めがけてラパラCD7やらを投げてみる。川の流れやら、釣り人のロッドを振る音やらに混じって橋の上のカップルの星が綺麗だねえなどとたわいもない会話を聞きながら、なるほど地平線に近づくほど白く煤けた空越しに申し訳程度に星が見えるが、まあ、綺麗と言う程ではないが、この程度星空でも慣れてしまえばそんなものかなんて思いながら、暫くプラグを引いてみるが、手前に沈んだテトラをゴリゴリ擦る以外手応え無し。目の前ではボラが跳ねるばかりで全くもって釣れる気がしない、やっぱりプラグ投げかと思った矢先にぐっとロッドが引き込まれる。むんずと合わせを入れると水面でボラだか何だか判別つかないが魚体が踊り、ふっとラインテンションが無くなった。その後はアタリ無くプラグ投げ祭りで23時に納竿としたが、なまじ魚が掛かったものだから、釣りもしたくなった。そこで、電脳〜のビッグフィッシュパターン、将監川のオダ釣りを味わってみようではないかといそいそと準備を済ませてちょっぴりの睡眠をとった後、屋形船のボート屋を目指した。
6:00AM、屋形船のボート屋からの出船はこれで3度目だが、何処にオダがあるのやら分からず、前回迄に見た沖目狙いのボートの記憶を頼りにするか、杭周りをやるしかなく、先ずは屋形船直ぐ上流の杭周りに入った。ラバジを落としすとゴリゴリと異物感たっぷり、期待通りの感触で、クランクを通してみたりノーシンカーを落としてみたりとあれやこれやと暫く粘るがアタリ無し。なんだか、前夜のプラグ投げの雰囲気とそっくりな感じになってきた。
結局魚に触れたのは10:00AM、水門上流の護岸際のオーバーハングの奧にイモを落としてのことだった。500g、33cmのブラックだったが、それまでブッシュに落としたテキサスへのバイトをバラしたのみであったから、やっと釣りらしくなってきた。こうなるとバイトに対する集中力は倍増し、ギルバイトの嵐を嗅ぎとり、すっぽ抜けと格闘しながら2尾の手乗りギルを上げることができた。ますます釣りらしくなってきた。気分も上々、12:00PMにはイモで500g、33cmのブラックを上げることができた。ますます釣りらしい。なんだか、ここまで読まれた方はオダの釣りはどうしたのかと言うことになるが、勿論杭やら沈み枝など見つけたらラバジ、テキサスを落としたり、ピーナッツを引いたりあれやこれやとやってみたが、そのビッグフィッシュパターンを味わうことができなかっただけだ。
14:00PM、あまりにも魚からの便りがないので帰るきっかけを失ってダラダラと釣り続けて、屋形船の下流SRVが見える辺りまで下った頃、杭にベビーブラッシュホグ(ルートビア)のテキサスを落としてズル引くと、コツリと魚からの便りが届く。むんずと併せると久しぶりの重い引き、間違いなく40upを思わせる程の奴に喜々としたが、次の瞬間ちょっぴりの失望に変わる。よたよたと焦げ茶色の長い奴が浮き上がってきては、鯉かやれやれという気になろうってものだ。水面まで浮き上がるとえらいことに口にがっちりフッキングしている。妙に思ってよく見ると鯉にしては顔が尖り、口が裂け過ぎている。ライギョである。ボート際に寄せて10lb.ラインを持ってごぼう抜きにする。ラインブレークすればしたで良い。どうにもこうにも蛇柄の魚体は気味悪く触りたくなかったからだ。上げてみると60cm程度の私のこれまで上げた魚としては満足サイズで、気分は悪くない。ブラックでなくても魚から便りが届き、手元にその魚を掴むことができればそれで満足。それでも、ブラックの引き味は格別だなと思わせてくれるもったりとした鈍重な引きだった、ライギョって奴は。
16:00PM、その後あれこれやってみるが、その後は追加ならず。珍魚に遭うことができたくらいでオダの釣りを味わうなんて高尚なことはできず、将監川は相変わらず私にはつれない川だなあという思いが深まるが、それと同じくらい次回こそはなどと思ってしまうから始末が悪い。困ったもんだ。
【釣果及びリグ】