この作品で、主人公が巻き込まれたゲーム百億男の内容をまとめると、
・ゲームの参加者は12人で、参加者は『セレソン』と呼ばれる。
・各セレソンには100億円が入った携帯が渡され、それを、国を救う事を目的に使ってもらう。
・一番最初に『国を救った』と判断された者が勝者で、その時点で、他のセレソンは消される。
・100億を使い切った時点で『国を救った』と判断されなかった、使命を放棄して逃亡した、私欲の為に金を使い続けた、一定期間何の成果も上げなかった場合、『サポーター』に消される。
・サポーターは、12人のセレソンのうちの誰かで、それが誰かは、このゲームの主催者、筒井康隆ミスターアウトサイダーしか知らず、セレソン自身も自分がサポーターなのかは分からない。
…という事だそうだが、…まだまだ謎はすごい多過ぎる。
……さしあたっての想像だが、…『迂闊な月曜日』も、やっぱりセレソンのうちの誰かの仕業?