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テレビドラマ
大都会
大都会
−闘いの日々−
[放映] 日本テレビ 1976.01.06(火) 21:00〜22:00 全31話
スタッフ
- [脚本] 倉本聰 他
- [音楽] 伊部晴美 篠原仁志
- [プロデューサー] 石野憲助 山口剛 森川一雄
- [制作] 石原裕次郎
主題歌
- [挿入歌] 赤提灯の女 牧村三枝子/歌 矢吹光/詞 真木陽/曲
配役
黒岩頼介 | 渡哲也
| クロ 警視庁捜査四課 刑事
|
滝川竜太 | 石原裕次郎
| バク 東洋新聞社会部 キャップ
|
黒岩恵子 | 仁科明子
| 妹
|
丸山米三 | 高品格
| 丸さん 警視庁捜査四課 部長刑事
|
三浦直子 | 篠ヒロ子
| ムンク ホステス
|
九条浩次 | 神田正輝
| 東洋新聞社会部 記者
|
日高明 | 寺尾聰
| 東洋新聞社会部 記者
|
松川 | 宍戸錠
| 毎朝新聞社会部 キャップ
|
加賀見乙吉 | 中条静夫
| 警視庁捜査四課 警部
|
高木吾一 | 草薙幸二郎
| 警視庁捜査四課 刑事
|
一色光彦 | 玉川伊佐男
| 警視庁捜査四課 課長代理
|
深町行男 | 佐藤慶
| 警視庁捜査四課 課長
|
大久保 | 平泉征
| 毎朝新聞社会部 記者
|
木内 | 柳生博
| タイムス社会部 キャップ
|
大内正 | 小野武彦
| 城西署捜査四課 刑事
|
平原春夫 | 粟津號
| 城西署捜査四課 刑事
|
南 | 武藤章生
| 毎朝新聞社会部 記者
|
清水英子 | 新井春美
| 城西署捜査四課 事務員
|
由比大三郎 | 北浦昭義
| 東洋新聞社会部 記者
|
吉乃 | 浜田晃
| タイムス社会部 記者
|
新井 | 山根久幸
| タイムス社会部 記者
|
桂木俊二郎 | 山内明
|
|
| 牧村三枝子
| ムンク 弾き語り
|
サブタイトル
- (01) 妹 1976.01.06
- [監督] 小澤啓一
- [ゲスト] 小沼三吉: 石橋蓮司 / 中川元子: 水沢アキ
- (02) 直子 1976.01.13
- [監督] 小澤啓一
- [ゲスト] 久光公次(ゴルフ場会員権売買): 伊吹吾郎
- (03) 身がわり 1976.01.20
- [脚本] 斎藤憐
- [監督] 降旗康男
- [ゲスト] 森田: 渡辺篤史
- (04) 協力者 1976.01.27
- [監督] 村川透
- [ゲスト] 松宮次郎(関東小坪一家 幹部): 松田優作
- (05) めぐり逢い 1976.02.03
- [脚本] 斎藤憐
- [監督] 降旗康男
- [ゲスト] 小野田: 蟹江敬三 / 宮下順子
- (06) ちんぴら 1976.02.10
- [脚本] 永原秀一
- [監督] 村川透
- [ゲスト] 豊: 林ゆたか / 浅田美代子
- (07) おんなの殺意 1976.02.17
- [脚本] 大津皓一 塩田千種
- [監督] 小澤啓一
- [ゲスト] 幸江: 赤座美代子
- (08) 俺の愛した、ちあきなおみ 1976.02.24
- [監督] 村川透
- [ゲスト] 木下マヤ: 高橋洋子
- (09) 解散 1976.03.02
- [脚本] 永原秀一
- [監督] 小澤啓一
- [ゲスト] 松井哲夫(山辰組 大幹部): 青木義朗
- (10) 憎しみの夜に 1976.03.09
- [脚本] 野上龍雄
- [監督] 村川透
- [ゲスト] 芹明香
- (11) 大安 1976.03.16
-
- (12) 女ごころ 1976.03.23
- [脚本] 大津皓一
- [監督] 降旗康男
- [ゲスト] 木元季子: 中尾ミエ / 森次晃嗣
- (13) 再会 1976.03.30
- [脚本] 永原秀一
- [監督] 澤田幸弘
- [ゲスト] 三沢(刑事): 藤岡琢也 / 石橋蓮司
- (14) もう一人の女(ひと) 1976.04.06
- [脚本] 大津皓一 永原秀一
- [監督] 澤田幸弘
- [ゲスト] 市村文子: 真屋順子
- (15) 前科者 1976.04.13
- [監督] 村川透
- [ゲスト] 室田日出男 / 春川ますみ
- (16) 私生活 1976.04.20
- [脚本] 斎藤憐
- [監督] 村川透
- [ゲスト] 紀子(教師): いしだあゆみ
- (17) 約束 1976.04.27
- [脚本] 斎藤憐
- [監督] 小澤啓一
- [ゲスト] 前島: 高橋悦史 / 栗田ひろみ / 佐藤蛾次郎
- (18) 少年 1976.05.04 [恵子]
- [監督] 村川透
- [ゲスト] 山本純一(西澄中学1年2組): 田中慎二
- (19) 受難 1976.05.11
- [脚本] 永原秀一 峯尾基三
- [監督] 小澤啓一
- [ゲスト] 佑子(秘書): 丘みつ子 / 菅貫太郎 / 中島久之
- (20) 週末 1976.05.18
-
- (21) スクープ 1976.05.25
- [脚本] 永原秀一 山本迪夫
- [監督] 山本迪夫
- [ゲスト] 高松(森田組 幹部): 睦五郎 / 白川望美
- (22) スター 1976.06.01
- [脚本] 柏原寛司
- [監督] 山本迪夫
- [ゲスト] 芝ユキ(DJ): 佐野厚子 / 芝田(笠原組): 高橋長英
- (23) 山谷ブルース 1976.06.08
- [監督] 澤田幸弘
- [ゲスト] 秋葉(南友会 幹部): 志賀勝
- (24) 急行十和田2号 1976.06.15 [九条]
- [脚本] 金子成人
- [監督] 澤田幸弘
- [ゲスト] 稲田: 川谷拓三 / 坂口良子 / 郷(金英)治
- (25) アバンチュール 1976.06.22 [バク]
- [脚本] 斎藤憐
- [監督] 小澤啓一
- [ゲスト] 秋子: 木の実ナナ / 岩崎加根子
- (26) 顔 1976.06.29
- [脚本] 永原秀一 峯尾基三
- [監督] 小澤啓一
- [ゲスト] 令子: 内藤杏子 / 八名信夫
- (27) 雨だれ 1976.07.06
- [監督] 舛田利雄
- [ゲスト] 大江清(金田組): 柴田(イ光)彦 / 高岡映子: 稲野和子
- (28) 不法侵入 1976.07.13
- [脚本] 斎藤憐
- [監督] 舛田利雄
- [ゲスト] 竜治(安井組): 大門正明
- (29) 恵子 1976.07.20 [恵子, 九条]
- [監督] 村川透
- [ゲスト] 山之辺弘: 滝田裕介 / 蜷川幸雄
- (30) 縁談 1976.07.27
-
- (31) 別れ 1976.08.03
-
参考資料
- テレビジョンドラマ 特集 大都会
1985.07.01(通巻第10号) 放送映画出版
- 倉本聰コレクション19 大都会 倉本聰/著
1984.06 理論社
解説/感想
神田正輝さんのデビュー作です。
ちゃんとオープニングで、「神田正輝(新人)」と表示されています。
そういえば、最近のドラマでは、「(新人)」の断り書きはあまり見かけませんね。
新人さんだらけなのかな? (^^;
オープニングでは、公衆電話で話をするアップ、そして雑踏の中を駆け抜ける、というちょっと長めのシーンがあります。
かなり重要な登場人物であることが伺えます。
ただし、走るシーンは、いかにも素人っぽく、全力で走っているようには、まるで見えません。
追いかける寺尾聰さんの演技との落差がスゴイです。
ストーリー
黒岩刑事は、有能かつ非情な深町軍団の一員です。
黒岩軍団(ましてや大門軍団)ではないことに注目のこと。
四課なので、毎回、ヤクザ関係の事件が描かれます。
ヤクザにも同情すべきことがあったり、事件に関わりたくない一般の人たちがいたりするのですが、一刑事として、非情に対処せざるを得ない、という暗い結末が多かったです。
そして、そのような事件に、城西署記者クラブの各新聞社の記者たちが関わっていきます。
一方、ある事件で知り合った、黒岩刑事と直子の恋が、その事件の続きと共に、サブストーリーとして進展していきます。
最終回では結婚の約束までしますが、結局、直子は事件のしがらみで外国へ連れて行かれてしまいました。
この辺りは、なぜそうなるのか、私は今一つ理解できていません。
九条浩次
九条記者は、第1話で記者クラブに配属されて来ました。
まだ、社会に染まっていず、経験に乏しいので、滝川たち「大人」のことが理解できない、といった感じです。
理想が通らない時などに見せる、ふくれっ面が可愛らしいです。
第29話では、恵子役の仁科明子さんとの、初キスシーンがありました。
その直前に、走るシーンがあったのですが、この時は違和感なく観ることができました。
この頃は、もう立派な俳優さんでしたね。
ショックで呆然としている恵子のことを、本当には理解できずに、「笑ってよ」と言いたげに、そっと頬っぺたを人差し指でつつくシーンがとても良かったです。
1998.11.22 改
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