まだ子供の頃、干潮の磯でナベカやらドロメやらを潮溜りから救出してたら、石の下から煮え切らないというか寝ぼけたというかとにかくシャキッとしない鼠色したニョロニョロ居て「か、確保ーッ」してみたら２０ｃｍ強程度なんだけど、これが顔といい鰭といい何処からどうみてもウナギにしかみえない子で。
シラスウナギはペットショップで偶に見かけてたけど、それに比べて明らかに「若鰻」の体裁が整っていたので、「川を遡ってる…と思っていたらいつの間にか海にいた。何を言ってる川からねーと思うが」と周囲に聞いてみても「シラスならともかく若鰻が海にいる筈が無い」てもう梨の礫。
それからン十年が過ぎ、シラス不漁が叫ばれる昨今、久しぶりにウナギ関連の諸々を読んで↑思い出し、「ホラやっぱり！アレはウナギだったのだ…Δの眼は正しかったー！かったー！…」と溜飲↓

日本に押し寄せるシラスウナギのうち（シラス期に川を遡上しない等で）見逃してあげる割合をＰで一定とします。図７で1970年頃の漁獲高150ｔは同年の総量×（１−Ｐ）に相当しますから、150×Ｐ／（１−Ｐ）ｔが見逃されることになり、これらが６年後に次の世代になって押し寄せる量が（見逃された量の）１．１倍になると仮定します（ウナギ同士の競争が減少することにより１倍を若干超えると考える）と、二世代経過して1982年頃の漁獲高50ｔは150×Ｐ／（１−Ｐ）×１．１×Ｐ×１．１×Ｐ×（１−Ｐ）に相当しますから、Ｐは約６５％と算出されますが、この値でさらに二世代後の漁獲高を計算してみると16.6ｔと、確かに図７で1994年のあたりその位ですね…ただし、さらに二世代後を計算すると5.5ｔになるけど、2006年はそれより若干マシに見えます。まあ、この図は台湾とか入ってないし、漁獲をやめた地域とかも増えてるでしょうから…（ｺﾞﾆｮ

電力会社の会計処理とくれば、よく話題になってるのは原発（固定資産）の非稼動化による減損処理についてで、それはそれで「どうするのォ」ですが、電力会社自身に燃料棒等の処理や他の発電事業への移行へ「インセンティブ」というか「やる気」を出してもらえるには…の方を考えると、前者は「売上げ」に計上できないことが障害に。かといって（そういった処理で）「売上げ」とすることは「買い手」がいない以上無理ですよね…？
そこで思いついたのが、事故発生時の損害補償準備積立金として、原子力関連資産に応じた額の「固定負債（その弁済期は事故発生時）」を計上しなければならないようにし、その分の額だけ「純資産」を減らす新会計ルール！！
新規に燃料を濃縮したりしようものなら、この「積立負債」も増やさなければならない一方で、損害を生じさせない状態にまで処分すれば、その分は「予め弁済できた」として純資産に戻せるようにするのです。
「積立負債」額の算出基準を調整して「まじ頑張らないとB/Sやばい」位になるようにすれば、処理も移行も進めやすくなるでしょ……おっと、東電はもうやらかしてるから座（略

10年前のアレが、慎ましやかに再起動…？

2012/07/31 （次回／前回）