当家メインPCの再セットアップ

あれは2月の初め頃、マウスの挙動がどんどんおかしくなっていって、シャットダウン中にエラー発生→再起動後にディスクエラーを復旧しきれなかったようで、Windowsが極めて怪しい動きに…なので再セットアップしようとしたら、嘗ての様に「上書き」は選べず実質新規インストールしかないという。「ええい」と更地に戻して、ちまちま環境復旧しておりましたが、愛用のソフトがことごとく古いんで「正常にインストールされなかったかも」が連発して心臓に悪っ!
アノマロカリスの口はどうなってたの?…って、まさか。

2年以上前ですが、ナショナルジオグラフィックに「アノマロカリスの口のコンピューターモデルでは、現生のエビの柔らかい殻すら噛み砕くことができないことが示された。」「それどころか、口を完全に閉めることさえできなかったらしいという。」というニュースが載ってて、そのときは「ふーん?」だったのですが、このところどうも奴が節足動物だったとは思えなくなってきてですね…その流れで、お口周りが特に気になって調べたら、ウィキペからのリンクにカンブリア爆発国際学会での口頭発表の記録を発見。残念ながら”口のコンピューターモデル”の図は無かったものの、「These (modellings) include sphincter-like constricting closure of the circlet of plates, and full- or half-eversion or inversion of the circlet; the latter two movements generate sufficient subambient pressure for suction feeding. 」とあり、悩んだΔさんが「んん?…ゴカイとかでよくある収納式の吻では?」と思いついて描いたのがコレ↑。
【妄想】腹髄なのに「丸呑み」の設計では未来がない

右上の模式図はもともと【妄想】用に描いてたもので、そもそも「あの”お手手”で三葉虫とか摘みあげるのは無理でしょ。丸呑みするんだったら、やっぱり吻だよね〜」という発想でした。でもまぁ念のため、と「実は軟弱アノマロカリス」の記事元を調べたら…あんれ、まあ!→という経緯で右上記事に昇格(?)。
んで【妄想】はちょろっと描き込んだ神経系の話。眼の直下の神経節と食道下神経節との間をでっかい餌が丸呑みされてくとなると、食道の両側に吻を引上げる筋肉も必要と考えれば、レイアウト的に厳しすぎるのでは?…だとすると、食道の左右に分かれた神経がそのまま視葉等に接続されて、左右行き別れのままなんじゃ?…という気すらしてきます。まあ、ラガニアだと食道下神経節の横に眼がある感じなので、前側に脳がなくても情報処理に支障はないかも。
でも、オルドビス紀以降に登場する頭足類では、少しずつ千切って食べられるよう口器を装備してきたので、食道を広げる必要がないから(食道前後の)神経節の集積度を上げて「脳」とすることができた筈なので、それと比べると見劣りしますよね…。
しかも、「丸呑み」の方向では脊椎動物のほうが;腹髄と脳の間で食道をまたぐ必要がないし、鰓孔から水を抜いて餌を吸い込めるので、さらに「顎」が実装された時点で勝負あったかと。
HUMBLE 臨界星 (Critical Planet)

10年前のアレが、慎ましやかに再起動…?(Coming Soon)
deltelta■■■■Quadri-Quadrel
2013/03/10(次回前回