前回の左下で「オルドビス紀以降に登場する頭足類」と書いた後、
何だか悪寒が走ったのでよく調べてみたら、奥のほうが連室細管つきの気室になってる殻の化石はカンブリア紀末の地層から発掘されてるのですな…(ほうほう)プレクトロノセラスというのですか、はーたーしーて
「足は(全部)触手になってたの?」「ジェット推進用の漏斗はあったの?」「カラストンビ(口器)はあったの?」「蓋はあったの?」…は研究者によって復元が違うみたい
(全部入り復元の例)ですが、外套腔内の肛門や鰓のレイアウト(巻貝とは違って後ろ側にある)には異論が無いみたいで、「ほほぅ、殻の化石でそこまで判るのか」と、Δさんも感心しきり。
何にせよ、プレクトロノセラスで殻の奥が気室になってたのは間違いないようで、明らかに比重を小さくする目的でしょうから、「頑丈なのに軽い身体」は当時の最先端だったに相違なく。まだジェット推進がなかったとしても、三葉虫等より身軽だったかも知れませんぞ…?アノマロカリスにどつかれ廻されても
「おきあがりこぼし」の理屈で
決して倒れることはないのです!(次第に妄想へ)