当家メインPCの再セットアップ

あれは2月の初め頃、マウスの挙動がどんどんおかしくなっていって、シャットダウン中にエラー発生→再起動後にディスクエラーを復旧しきれなかったようで、Windowsが極めて怪しい動きに…なので再セットアップしようとしたら、嘗ての様に「上書き」は選べず実質新規インストールしかないという。「ええい」と更地に戻して、ちまちま環境復旧しておりましたが、愛用のソフトがことごとく古いんで「正常にインストールされなかったかも」が連発して心臓に悪っ!フォトショとか6のまま(CS6ではない)で、買い換える前にパッケージ版が無くなりそう…。
(おっと)既におられましたね…カンブリア紀には頭足類も

前回の左下で「オルドビス紀以降に登場する頭足類」と書いた後、何だか悪寒が走ったのでよく調べてみたら、奥のほうが連室細管つきの気室になってる殻の化石はカンブリア紀末の地層から発掘されてるのですな…(ほうほう)プレクトロノセラスというのですか、はーたーしーて「足は(全部)触手になってたの?」「ジェット推進用の漏斗はあったの?」「カラストンビ(口器)はあったの?」「蓋はあったの?」…は研究者によって復元が違うみたい(全部入り復元の例)ですが、外套腔内の肛門や鰓のレイアウト(巻貝とは違って後ろ側にある)には異論が無いみたいで、「ほほぅ、殻の化石でそこまで判るのか」と、Δさんも感心しきり。
何にせよ、プレクトロノセラスで殻の奥が気室になってたのは間違いないようで、明らかに比重を小さくする目的でしょうから、「頑丈なのに軽い身体」は当時の最先端だったに相違なく。まだジェット推進がなかったとしても、三葉虫等より身軽だったかも知れませんぞ…?アノマロカリスにどつかれ廻されても「おきあがりこぼし」の理屈で決して倒れることはないのです!(次第に妄想へ)
【妄想】クラゲを制すものは海面直下を制す

実際、カンブリア紀では「浮く」のが得意な生物ってまだ限られてたんじゃないかと思うのです。比重を小さくするのに有利なのは何といっても「気室」ですが、魚類が浮き袋(鰾)を実装したのはかなり後になってからですので、カンブリア紀の海面直下というのは、界面張力に頼れる体表面積/比重のやたら大きいプランクトンや小型扁平生物(ミロクンミンギアとか)で沸きかえってるのに、水底からアノマロカリス等が上昇してくることはあっても常駐は無理でしょうから、それらを常に狙えるプレデターとしては群体クラゲしかいなかった世界では?…と。
もしそうだったとすると、「餌が一杯いるのに外敵が少ない」新天地への進出は、海底を這うもの達にとって悲願であったに相違なく。我らがプレクトロノセラスなら…気室とジェット推進を併用すれば即ち浮上可能であり、フジツボのように触手でプランクトンを引っ掛けたり、また殻で刺胞を防ぎつつ群体クラゲにとりつくことも容易。クラゲの刺胞にやられたミロクンミンギア等を横取りしてもいいし、クラゲそのものを齧ってもよいわけで、とりあえず歯舌でもそれなりに食っていけ、競争の激しい海底にいるより余程よさそう。勿論、いちどカラストンビを実装すれば、即ちチョッカクガイの世が来るのです。
HUMBLE 臨界星 (Critical Planet)

10年前のアレが、慎ましやかに再起動…?(Coming Soon)
deltelta■■■■Quadri-Quadrel
2013/03/17(次回前回