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過去日記

2002年12月16日(月):昼

ソーラー電波腕時計

 今年の冬のぼうなすで最初に買ったソーラー電波腕時計

 そもそも時計というのは時刻が狂う宿命にあるものなのだが…
 毎日の通勤に、本数がそれ程でもない電車を使っている為、5秒の遅れが20分の遅れを引き起こすという畏怖に常に直面している。
 そんな脅威に常にさらされている状況でその時間の管理を、5秒10秒などすぐに狂ってしまう時計に頼ってしまうというのは非常に精神衛生上よろしくない。
 …それなら数秒狂う毎に時刻を修正すれば良いのだが、時計の時刻を逐一修正するという作業がいかに面倒な事かというのは説明するまでもないだろう。

 そんな事で電波腕時計には前から注目していたのだが、…携帯の電波と比べて遥かに微弱な電波を受信しなければならないという問題から小型化は相当困難だったようで、当初は性能的、デザイン的に難がある製品が主だった。

 そんな事で購入するに至らなかった電波腕時計だが、そのうちにソーラー発電装備で電池交換不要のモデルが登場してきた。
 せっかくだから、いつ電池が切れてしまうかという恐怖からも解放されたいと思い、製品カタログを物色してみると、…小さい腕時計に電波受信機能とソーラー発電機能を同時に備えるというのはやはり相当難しいようで、登場当初はまだ性能面でちょっと妥協した製品であった。

 そんなうちに、ようやく性能面でも納得できるモデルが登場したので、購入する事にした。

 そして使用を開始してから1週間あまり経過したが、…時計の狂いに気を使う必要が無くなっただけで随分と気が楽になってきた。 …既に家のビデオやパソの時計は狂わない時刻を刻み続ける環境にはなっていたが、狂わない時刻を持ち歩けるというのは非常に快適である。
# 電池交換が不要になった恩恵は、…そもそも電池なんて数年に1回しか替えないものだから、実感するまでに至るのは相当先であろうかと。

 …しかし、それで時計に関する気遣いから全て解放されたかと言うとそうでもなく、…この電波時計、毎日午前4時に電波を受信して時刻を修正する設定になっているのだが、……自宅の建物内では2日に1回くらいの割合で電波の受信に失敗するのだ。
 ……まあそれでも2日に1回は時刻が修正される訳だから、1秒も狂う事はないのだが…朝、腕時計を確認して電波の受信を成功した事を示すマークが点灯していないのを見ると、なんだか気分がガックリしてしまい、室内で最も電波を受信しやすい場所はどこかと電波探しをしてしまったりするわけで。

前後の過去日記

↑2002年12月17日(火):朝

QuarkXPressを人質にOS9起動サポートが延長されたという話。

↓2002年12月15日(日):夜

ぼちぼちコミケカタログのチェックを始めた。

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