満月をさがしては、原作とアニメとで設定や話の展開が微妙に異なり、その違いを見るのも楽しみの一つだったりするのですが…
例えばアニメのほうではめろこやタクトの正体が若王子先生や大重に知られているが、原作では相変わらず満月以外の人間が死神の存在を知らないとか、アニメの満月はアメリカまで行って初めて英知君が死んでいるのを知ったが、原作のほうでは初めから英知君が死んでいるのを知っていた上それを受け入れられず、そのせいで英知君の死を知っている人を徹底的に避けて「歌い続けていればいつか英知君に想いが届く」なんて言っていた、とかいろいろあるのですが…
# 原作のこの設定が、DMNG界隈で満月がすっかり気違い呼ばわりされてしまっていたりする所以だったり
んで本題。
原作のほうでは、生前のタクトは実は若王子達がやってたバンドのボーカルだったという事が、人間にも見る事が出来る姿に根性で変身したタクトが若王子の前に現れた時、その若王子がタクトの正体を一発で見抜いた…というエピソードによって明らかになったのだが…
アニメのほうでは、タクトが自己紹介する時に、ぬいぐるみ姿ではあったものの、声は聞いてるし第一名前が生前のまんまだったのに若王子先生がまったくノーリアクションだったもんだから、『…これは、タクトの正体も原作とアニメで違うのかな?』とか思ってたら…
…原作と設定同じじゃん!!
それを今更「なんでもっと早く気付かなかったんだ!!」ってあんた、気付けよ先生!
なんか、タクトが声変わりしていた事を気付かなかった言い訳にしてたみたいだけど、原作の若王子は、一目見ただけで正体を見抜いたんだぞ。
…原作では満月が気違い呼ばわりされたが、…アニメではむしろ若王子先生のほうが…ゲフゲフ。