今回のサンマリノGP、やたらと『セナが死んだグランプリコース』というのを強調して、今までにもこの話題でさんざん流されててもうすっかり見飽きてるセナの映像をまた流してみたりとか、セナ銅像の前で延々とトークを展開したりとかいうのがえらく鼻についたけど、まあそれはともかく。
レース結果は、これまでの3戦表彰台に昇る事すらなかった上に、決勝当日に母親が逝去するという状況でレースをする事になったシューマッハ兄が、今季初勝利を収めました。
…しかしながら、現在ポイントランキングトップのライコネンが2位に入った為、優勝10ポイントに対し2位は8ポイントなので、2ポイントしか差を詰められませんでした。
去年だったら4ポイント詰められたのにこれってのは…なんか今年のルールは優勝の価値が薄くなったような気がしてなんだか。
優勝が2位の25％増しの価値しかないってのは少な過ぎないか？優勝には2位の2倍くらいは価値がありそうなもんだが。…って、まえにも言ったけど、ともかくいままで6位までに与えられたポイントが8位まで与えられるようになったんなら、優勝者には更に多くのポイントを与えるべきだと思うんだけどなあ…
『全レースの半分で優勝したドライバー』よりも『一度も優勝してないけど全レースの3分の2で2位を取ったドライバー』のほうが年間通して上に行っちゃうというのはさっぱり合点がいかんのですが。えらい人にはそれがわからんですか？