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過去日記

2003年7月16日(水):夕方

パリーグプレーオフ問題を考えてみる。

パっとしない変則プレーオフ−悪評だらけ?

 来年から実施しようとしているパリーグのプレーオフってのは、まずペナント2位と3位の球団が2勝先取で戦って、その勝者が1位相手に3勝先取で戦い、その勝者が日本シリーズ出場…という事だが、ペナント1位のメリットが少なすぎて、3位の球団が日本シリーズに出場しやすいという事が問題になっているらしい。

スタート前から難題山積の変則プレーオフ。前半戦を首位で終え、オールスターにコーチで出場のダイエー・王監督が、こう提言する。
「135試合のペナントレースに勝ったチームのアドバンテージを大事にするのは当然だが、2勝したらいいとかするのは、むずかしい問題もある。それよりも1位と2位の差が5ゲーム以上あったら、プレーオフをやらないというようにゲーム差を決めたらいい。そうすれば、最後まで1位も2位も必死になって戦うからね」

 …という話も出ているが、ここで思ったが、王私案を更に発展させて、

●一次プレーオフ
・2位のチームには、3位とのゲーム差と同数のポイントを前もって与える。但し、ポイントは最大で2.5。
・プレーオフ1勝ごとに1ポイント与え、引き分けの場合は両者に0.5ポイント与える。
・先に3ポイントに達したチームが二次プレーオフ進出。
●二次プレーオフ
・同様に、1位のチームには前もって2位とのゲーム差と同様のポイント(勝ち上がってきたのが3位のチームだった場合でも)を与えて戦う。
・但し、最初のポイントは最大で4.5とし、先に5ポイントに達したチームが日本シリーズ出場。

 というのを考えてみた。

 ペナントのゲーム差1というのは、要は直接対決1勝分なんだから、その差の分だけプレーオフで勝利し返したのなら、下位のチームが日本シリーズに出場するのも皆が納得するだろうし、…この方法だと、ペナントで5ゲーム以上差をつけて勝った場合はそれ以上のアドバンテージは無いわけだが、…たとえ10ゲームや20ゲーム差をつけてペナントを制したチームであっても、プレーオフで2位相手に0勝5敗だったりしたら日本シリーズに出る資格無しと言われても仕方ないだろう。

 これだったら、ペナントで得たアドバンテージも目に見える形で現れて不平等感が無いし、なにがなんでもプレーオフを開催して興行収入を得たいというパリーグ機構の思惑にも沿ってると思う。

 ……ただこの方法だと、1位から3位までのゲーム差が異様に接近していた場合に試合数が無駄に多くなってしまうという難点があるが…ゲーム差が少ない場合は勝利条件となるポイント獲得数を下げるとかいう方法で対処出来るかな…? 1位と2位が1ゲーム差以下なら3ポイント先取、2ゲーム差以下なら4ポイント先取とか。

前後の過去日記

↑2003年7月16日(水):夜

未だに動画はQuickTime Proだけで編集してますが

↓2003年7月16日(水):昼

ウルトラマニアック 第9話

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