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過去日記

2004年3月22日(月):未明

F1マレーシアGP決勝

 佐藤琢磨…予選でコースアウトして最後尾スタートになったけど…

 今年から適用された『エンジンは一人につき1台しか使っちゃ駄目。もし決勝までにエンジン載せ換えたら決勝グリッドを10コ下げる』ってルール、…なんだその考え無しな規定は…って思ったら、さっそく今回最後尾に落とされた2台が「どうせ最後尾だからエンジン換えたほうが得だ」って揃ってマシンごとエンジン交換したね。

 …『予選終了から決勝前まで、マシンに一切手を加える事は出来ない』ってルールは去年と同様なんだけど、コースアウトしたマシンはこの限りじゃないんで、普通に走りきったマシンは予選仕様で燃料が少ないまま決勝をスタートするしかないけど、コースアウトしたマシンは、エンジンを交換出来るし、マシンごと取り替える事も出来るから燃料をたっぷり載せてスタート出来るゆえ給油ピットインの回数も減らす事も出来るってことで、それなりに特典もある事になるね。
 ……となると、予選でほとんどビリケツのマシンは、わざとエンジン交換して決勝仕様のマシンにすげ換えてしまうという手も使える…と思ったが、そもそもグリッド最下位常連のチームに予備のマシンやエンジンを用意出来る余裕なんてある訳無いから、…やっぱり予選でコースアウトしてしまった上位から中位チーム限定の作戦だなと思った。

 ……で、コースアウトしたんでマシンごと交換して燃料もたっぷり載せてスタートした佐藤琢磨、
・20位スタートから1周で11位まで上がるというすごいダッシュを見せる。
・次の周でコースアウトして、18位まで落ちる。
・ほかのマシンがピットストップ3回なのを、スタート前に燃料たっぷり載せたおかげで2回で済ます事が出来た事とかあって、終盤にポイントゲット圏内の8位まで上昇する。
・残り3週という所でエンジンブローしてストップ。
 …という、ことごとく天国と地獄を行ったり来たりした挙げ句に結局地獄に堕ちるという幕切れだった。

 おまけにチームメイトのバトンが3位に入り、第3期ホンダのマシンを初めて表彰台に乗せるという偉業を達成した事もあって、周囲に「琢磨使えねえ」という印象を与えてしまったのが相当不安だ…来年のシートが今年の夏にはもう決まってしまうなんて事があるのがF1の世界だし、早くも琢磨の去就が心配になってきたが…ともかく次以降がんばれ琢磨。

前後の過去日記

↑2004年3月22日(月):朝

光と水のダフネ(チャンネルNECO版) 第1話〜第4話

↓2004年3月21日(日):深夜

キュアブラックえろ絵追加。

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