きょうテレビ番組で、くりぃむしちゅー上田が、おニャン子クラブのメンバー全員の名前を暗記するってのをやっていた。
番組では、30番くらいまで思い出したあたりで失敗していたが…その上田、メンバーの名前を思い出している光景を見て、『ワタナベ式記憶術』を使っている事がわかった。
…なんでわかったかというと、自分も高校受験のとき、ワタナベ式記憶術を使ったからなのだ。
ワタナベ式記憶術というのは、よく雑誌の裏表紙とかに、『成績ビリから一気にトップになった』とか謳ってるアレ。
傍目には『恋人が出来るペンダント』『金が貯まる財布』『ロトの当せん番号を的中させるコンピュータ』並にうさん臭いアレである。
具体的にどうやるのかの説明ははしょるが、この記憶術は実はひとつだけではなく、『習得がカンタンだが、あんまし応用が利かない』物から『使いこなせれば最強だが習得がすごいタイヘン』物まで色々あって、まず自分は、その中でもっともカンタンな部類の『歴史年表700項目丸暗記』をやってみた。
…どこがカンタンなんだよってツッコミが入りそうな話だが…『3時間もあれば全項目の7割、3日あればほぼ全部覚えられる』なんて云われてホントか?と思ったが…実際にやってみたら本当に3時間で500項目以上覚え、2日目にはほぼ全部覚えてしまっていた。
受験当時、親にねだってテキストを買ってもらったものの、ほんとに使い物になるのか半信半疑だったのだが、効果は驚くほど絶大で、実際これのおかげで受験に成功した。
…今でも安価なテキストがあるかと今更になって検索してみたが、…それっぽいのは無かったが、とりあえず渡辺氏の著書は見つかった。
一発逆転!ワタナベ式記憶術
即戦力をつくる記憶術
…この本自体は読んでないが、たぶん『ワタナベ式記憶術って何だ?』くらいの事は書いてあると思う。
で、その記憶術、「一体どうやるんだよ!」と気になる人もいるかもしれないので、ものすごく基本的なところの説明をちょっとだけ。
『ミカン、鳥居、スクーター、ラーメン、小学生、置時計、野球帽、トイレットペーパー、ネジ回し、国会議事堂』
この10個を全て記憶し、ソラで言えるようにするとしたら、一体どうやって覚えるだろうか?
まずは試しにこれを自分なりの方法で記憶してみて欲しい。
……反応があったらこの話の続きを書く。