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過去日記

2004年4月2日(金):昼

食い物屋とかで、「この値段、内税?外税?」と聞かなくて済むようになったのは有難いかも

 4月1日から、小売店での内税表示義務化が始まって、スーパーなどでは商品の販売価格をどうするかで相当悩んでいるようで。

 従来まで税抜き98円だった商品にをまともに税込み価格にしたら102円になるが…店や商品ごとに、思い切って税込みで98円にしたり、ちょっと上げて税込み99円にしたり、この際だからちょうど100円にしたり、潔く102円と表示したり、対応は様々なようだが…

 …ただ、末尾を98にすると割安感が出るというのはさんざん言われてる事だけど、…本当にそうなんだろうか?
 98円の商品を102円と表示すると、客が「すげえ高い!」って思うもんなのか?
 あ、でも、398円の商品を税込み417円と表示されると、なんだか随分高くなったように感じるな…頭では分かっているつもりでもどうしても…

 ところで、もとから商品に価格が刷り込んである書籍についてだけど、…新刊は対応するらしいけど、既刊本はそのまま『○○円+税』という表記のまま全く変える気がないらしい。
 …どうやらこの『内税表記の義務化』なんだけど、従わなくても罰則がないらしい。

 そもそも小売価格が最初から商品に吸ってあること自体おかしい話なのだが、…再販制度の上でぬくぬくとあぐらをかいてる出版業界は、他の産業では当たり前のように対応に追われているような事までもばっくれてぬくぬくと過ごす事に決め込んでるらしい。

 再販制度と言えば、CDも商品に小売値が刷ってあるが…こちらは元から内税表記だから今回は対応の必要が無かったが…いざ消費税率が変更になった時にどうするつもりなのかはちょっとだけ見ものかも。

 まあともかく、色々言われてる今回の話だけど、『払うべき金額そのものが表示されている』という点では分かりやすくていいかもね。
 『消費税率をコッソリ上げる為の布石だ』って批判もあるけど、消費税率を上げようとしたら、またこういったバタバタが起きる事は必至だろうから『コッソリ』やる事は到底無理だろうし。

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四月馬鹿一日後

↓2004年4月1日(木):夜

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