ヒゲGパンが「PowerPCの5倍速い」と言っていたCoreDuoだが、ほんとにそんな速いのか?と思うのは当然の疑問だしということで、さしあたって、いまウチ事情で最もマシンパワーを必要としている『MPEG2ファイルをiPod用H.264ファイルに変換』で速度を比較する事にしてみた。
対戦するのは、PowerMacG5/Dual2GHzと、MacBook CoreDuo2GHz。
クロック数とプロセッサ数だけ見ればまったく同じなこの2台のマシンで、MPEG Streamclipによるエンコード速度を比較してみた。
このアプリはしっかりUniversal Binaryなので、どっちのプロセッサもパワーをフルに発揮出来る故、比較にはそうとう良さげなのではないかと。
…で、やってみたところ、
どっちも再生速度の約80%の時間でエンコードを終えた。
……いや、ヒゲGの「5倍速い」発言を真に受けた訳ではないが、まあこんなもんなのかなあと。
ああしかし、たったひとつのアプリを試しただけで速度を結論付けるのは早計過ぎるが、でも、ノートに載せる事が不可能だったG5と同等の速度がノートに載るようなプロセッサで出せるのなら、これはそうとう良い事なのではなかろうかと。
…でもそういう事なら、Intel Macのハイエンド版と噂されている『Mac Pro』は、これを遥か凌駕するスペックでないとちょっと納得いかない気が。Core Duoを2個搭載するとかゆうように。