特にIntel版がすごいサイズだと評判の、Mac OS X 10.4.8アップデータがリリースされたが。
話によると、この10.4.8ではRosettaのパフォーマンスがかなり向上しているそうだが、…もし、まだUB版がリリースされていないPhotoshopの動作も速くなっていたら歓迎だが、実際のとこどんなもんなんだろう?
…と思って、計測してみた。
方法は、10.4.7と10.4.8上のPhotoshopで、A4、RGB、600dpiの新規書類を作り、そこで以下のフィルタが処理を終えるまでの時間を計るというふうに決めた。
1、新規書類に『ノイズ』を適用した状態から、『ブラスター』を3回連続で適用。
2、新規書類に『雲模様2』を適用した状態から、『ぼかし(ガウス)』を3回連続で適用。
3、新規書類に『雲模様1』を適用した状態から、『色鉛筆』を3回連続で適用。
まずは10.4.7で。
1、42秒、42秒、43秒…計127秒
2、43秒、46秒、41秒…計130秒
3、105秒、140秒、114秒…計359秒
そして同じ実験を10.4.8で。
1、37秒、36秒、40秒…計113秒
2、38秒、33秒、25秒…計96秒
3、89秒、99秒、95秒…計283秒
まあ、えらくアバウトな実験方法ではあったが、それでも確かにパフォーマンスの向上は認められるっぽかった。…劇的という程ではないけど。
でもしかし、Mac Pro上でだったらそれなりのパフォーマンスを見せてくれるようになってるんじゃないかという気はしてきた。
Mac Pro購入にあたって、アプリのUB化を待つにしても、Photoshopはまだしも、ComicStudioはいつになるか分かったもんじゃないからなぁ。