なんか妙に品薄なLIAR GAME(甲斐谷忍、著)1〜3巻がやっと手に入ったので読んだ。
多額の金を掛けて騙し合いのゲームを行うという、まあ要はカイジみたいな話なんだが、…カイジみたいに演出がやたら過剰だったり展開がダラダラしてたりとかが無くて、とにかく話が濃い!
特に、2巻に収録されている『少数決ゲーム』、出されたお題にYESかNOで答え、少数派になったほうが勝ち抜けて次のお題に臨み、残りが2人以下になった時点で決着、脱落した者は1億円の負債を抱え、その各人の1億は勝者の総取り…というルールなんだが、こんな運に任せるしか無さそうなゲームなのにその駆け引きがとにかくすごかった。
ちなみに、ライアーゲームはトーナメントで争われていて、1巻に第1回戦、2巻に第2回戦、3巻に敗者復活戦が収録されていて、今ヤンジャン本誌では第3回戦『密輸ゲーム』が行われているのだが、毎週ドキドキして読んでる最中だ。