琢磨、スタートで目の前の多重クラッシュを見事にかわすという逆超能力が発動!一気に10位にジャンプアップ!
その後は11位走行を続け、すぐにずるずる順位を落とすかと思っていたんだが、ずっと11位のまま!
しかも、ピットインで周回遅れになるも、その直後にセーフティーカーが出た為に同一周回に戻れるというラッキーも出た!
…が、レース中盤で突如スローダウン…完走はならなかった……
中嶋ジュニア、スタートの混乱に巻き込まれて下位に沈んでしまうも、堅実な走りを続けて着実に上位に上がり、3度目のセーフティーカーの時点でポイント圏内に入るも、SC解除の直後にまたクラッシュ…ふたたびポイント圏外に沈んでしまうも、上位が続々と潰れてふたたびポイント圏内に入り、7位完走!初ポイントを獲得した!おめでとう中嶋ジュニア!
しかも、6位バリチェロがピットレーン信号無視による失格で6位に繰り上がり!
…が、二度目のクビサとのクラッシュの件で、次戦での予選順位10グリッド降格ペナルティが出たそうで……ああ。
で、上位のほうは、ポールスタートのハミルトンが、様々なアクシデントの影響も受けず、しっかり優勝!
今回、トラクションコントロールやエンジンブレーキシステムの廃止があってなのか、チェッカーを受けられたのがたったの7台という、近年のF1では全く見られなかった超サバイバルレースになったのだが、2位BMW・ハイドフェルド、3位ウィリアムズ・ロズベルグという、去年はまるで見られなかった顔ぶれに。
…そしてフェラーリ、きのう予選中のストップで15番手に沈んだ不運王ライコネンは、着実に順位を上げていったんだが、その度に不運やミスで順位を落とすという散々な内容で、終盤にはエンジンが壊れてけっきょく完走扱い8位でギリギリ入賞という結果。4番グリッドからスタートしたマッサは、スタート直後に押されてクラッシュ、復帰できたが後方に沈み、その後なんとか追い上げるも、クルサードと激突してまた沈み、それでも走行を続けるがスローダウンしてリタイヤと悲惨な結果に。
今年のチャンピオン争い、フェラーリは相当マシンに問題がありそうだし、マクラーレン新規参入のコバライネンはあまりライバルにならなさそうだしで、ハミルトンが一気に突き抜けそうな気がしてきた。
さしあたって、フェラーリの復調をちょっとは期待したい。