10種ある競技の中にカーリングがあるという理由だけで、Wii用ゲーム、DECASPORTAを買った。
で、早速プレイしてみたんだが、…端的に言うと、10種あるスポーツをミニゲームっぽく仕立ててそれぞれお手軽に遊べるようにした…というカンジだった。
ふつう、カーリングの試合は、1チーム4人で、一人が2個ずつ、合計8個のストーンを投げるのが1エンドで、全10エンドで1試合になるのだが…
…このゲームでは、1チーム3人で合計6個のストーンを投げて終わってしまう。
あと、何故か、1エンド、2エンド…と進んでいくゲームの区切りが、何故か、1『セット』という謎な呼び方になっている。
更に致命的なのが、カーリングは後攻が圧倒的に有利な競技で、その為、ポイントを取ったチームが次は先行になり、次のエンドに向かい、合計10エンドで競うのだが…このゲームでは、オープン対戦では2『セット』で終わってしまう!更に、トーナメントに至っては1『セット』で終了!
簡略化し過ぎにも程があり過ぎだ!
……リモコンでストーンを投げたりブラシで氷を擦ったりする操作は、ややクセがあるもののけっこう良かっただけに、あまりにもあっさりし過ぎなのは少々ざんねんだった。
………もしかしたらフルで遊べるモードもあるのかもしれないけど、それにしても本格的な試合をするのは無理っぽい。