コバライネンの戦慄の高速クラッシュ、…もしかして脚の骨砕けてるんじゃなかろうかとかそれ以前に命は無事なのかと思ったが、予想外に軽症なようでちょっとホッとした。
で、中嶋、スタートでちょっと出遅れたものの、コバライネンのクラッシュで出たセーフティーカーが丁度ピットインのタイミングに合っていたラッキーや、上位がえらい勢いで潰れていった事があり、7位入賞!
そして琢磨、パーツも満足に無い状態で組み上げたマシンで我慢の走りを続け、セーフティーカーの混乱などもあって一時期は中団を走り、終盤には、追い掛けてくるクルサードを3周に渡って抑えた様子が国際映像で流れ続けるという事もあったりして、けっきょく最下位である13位ではあったが完走を果たした!
…トルコはもう駄目かもしれないが、一縷の望みを持って二週間後を待つ事にしよう。
あと、フリップフラップウィングを搭載してきたホンダのバトンが6位!はたしてホンダの復調はあるのか?
上位のほうは、予選2位のアロンソが、偶数グリッドという事&フォーメーションラップ中にコースアウトしてしまうという事があった為、スタートでは3位のマッサが前に出そうだなあと思っていたら、やはりマッサが前に出て早々とフェラーリ1-2体制になり、あとは後続車が次々と消えていく中、一度も前を譲る事無くそのままフィニッシュ。不運王ライコネンが早くも2勝目!
これでフェラーリが2戦連続の1-2フィニッシュとなり、かたやマクラーレンは、ハミルトンは3位がやっとで、コバライネンは謎のタイヤ破損…フェラーリ絶対有利の力関係はヨーロッパに渡ってきても変わらないのか。