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過去日記

2008年6月9日(月):夜

2008F1グランプリ第7戦 カナダ 決勝

 スタートして暫くは、カナダGPとは思えない位にこれと言ったアクシデントも無くレースが進んでいったが…20周目、ついにクラッシュがあったと思ったら、それがピットレーン出口!
 ピット出口で信号が変わるのを待つ為にストップしていたライコネンに、ハミルトンが追突!更には後続のロズベルグも突っ込む!セーフティーカーが出た事で一斉ピットインしてきた多くの車が立ちどころに大混乱に!
 で、けっきょくハミルトンとライコネンはリタイヤと、ポイントリーダー争いの2台が消えてしまう展開に。

 そして中嶋、序盤は1周2秒は遅いホンダのバリチェロを抜けず、ずるずると先行車に置いていかれ、レース中盤まで引っ張るから1ストップかと思っていたら2ストップ作戦だった事が判明!しかも、2ストップなら前の遅い車を抜いていかなきゃならないのに、こんどは同じホンダのバトンをまるで抜けず、しまいには、魔の10コーナーでミスってスピードを落としたバトンにぶつけてしまい、リタイヤ…ああ。

 そしてそして、ずるずると後退していくトップチームのマシンを尻目に、全車のピットインが終わった頃には、BMWの2台が1-2!そのまま1位クビサ&2位ハイドフェルドでフィニッシュした!

 これで、BMW初優勝&BMW初1-2&クビサ初優勝!
 BMW、いつかやってのけるとは思っていたが、今やるとは思ってなかったよ!
 そして、…驚いた事にクビサはこれでポイントリーダー!コンストラクターも、フェラーリから僅か3点差の2位に浮上!
 クビサ、レース前のインタビューで「チャンピオンを取る為には、リタイヤせずに完走してポイントを稼ぎ、ポイントリーダーのすぐ近くに居る事が大事」とか言っていたが、まさかこんな早くに自分がポイントリーダーになっちゃうとはびっくりだ!

 更に、現在ポイントランキング2位に落ちたハミルトン、今回のカマ掘りのおかげで、次戦予選10グリッド降格ペナルティを喰らった事もあり、クビサに更なる追い風が吹いた!

 で、今回のレース、3位にクルサードが入り、今年初ポイント&初表彰台。4位グロック&6位トゥルーリとトヨタがダブル入賞、7位にホンダのバリチェロが入り、ホンダが連続入賞。8位はベッテルが入り、こちらも連続入賞。…そして、2強の中では5位のマッサが最高位という事に。

 ともかく、3つのチームがこんなに混沌とした争いをするなんて開幕前にはまるで想像出来なかったし、これは今後も面白い事になりそう。

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