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過去日記

2008年10月12日(日):深夜

2008F1グランプリ第16戦 日本 決勝

 スタートで、ポールのハミルトンが2番グリッドのライコネンに抜かれると、ハミルトンは第1コーナーで、もう曲がり切る事など考えていないスピードでライコネンにインに飛び込み、ライコネンをコース外に押し出すと言う暴挙に出た!
 そして自分自身もコース外へ飛び出し、その直後の先頭集団も巻き込まれて行き場を失い、代わって中団のマシンが一気に前に出るという、まるでセーフティーカーでも出たかのような順位シャッフルが起こった!
 更には、チャンピオンシップを争っているマッサが、シケインでハミルトンを押し出してスピンさせるという事態も発生!
 これによって、順位を落としたマッサとハミルトンに、更にペナルティが出て最後方へ沈むことに。

 で、これで上位に立ったクビサとアロンソがトップ争いを展開すると、1回目のピットストップ以降、アロンソが首位に立って後方とのリードを広げると、そのままチェッカー!
 これで、まさかのアロンソ2連勝!

 2位にはクビサが入り、3位はライコネン。4位はピケでルノーのダブル入賞。
 そしてマッサはけっきょく8位でフィニッシュ。ハミルトンは12位でポイント圏外ということで、ポイント差を1つ縮めた。
 …と思ったら、6位でフィニッシュしたトロロッソのボーデが、マッサとのバトルの件でペナルティを受け、10位に降格、マッサは繰り上がりで7位になり、けっきょくハミルトンとのポイント差を2つ縮めて5とした。
 この件は、マッサのほうにペナルティが出ると思われていただけにまた議論を呼びそうだ。
 …まあ、今回もまた、チャンピオンシップをギリギリまで確定させないようにする方向の裁定を下したんだな…ってカンジだが。

 てことで、チャンピオンシップの行方は、

84 ハミルトン
79 マッサ
72 クビサ
63 ライコネン

となり、ライコネンにはチャンピオンの可能性が完全に無くなったが、クビサが12ポイント差まで迫り、逆転チャンピオンの可能性がちょっとだけ増えてきた。これで次、中国でフェラーリとマクラーレンのマシンがコース上でまたなんかやらかしたら、本当に分からなくなってしまう事に。

 そして、中嶋だが…スタート直後のクルサードのクラッシュに巻き込まれてウィングを破損…ピットまでは戻ってこれたがウィングの交換をしている間に最後方まで落ち、けっきょく完走の中では最下位の15位でフィニッシュ…よりによって日本でこの結果とは…

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