予選12位の中嶋だが…スタートで接触しなかったどころかポジションを2つ上げるという好スタート!
しかも、その後も好タイムを刻み、1回目のピットストップが終わった時には、燃料が軽いQ3進出組を喰って7位にジャンプ!
…が、これさえソツ無くこなせば今季初入賞が見えるという2回目のピットストップ…ピット作業のミスで20秒くらいロスしてしまい、沈没…けっきょく12位完走に。
ようやくポイントが取れるかと思ったんだが…敵はチームの中にいたかー…
で、上位。
予選ポールのベッテル、車重が軽いだけに、優勝の為にはとにかく2番グリッドのバトンを引き離して1回目のピットストップに臨まなければならなかったが…引き離すどころかミスでコースアウトしてしまい、バトンに先へ行かれてしまう事に…
このおかげでバトンは独走態勢、ベッテルは結局チーム名とのウェーバーにも先を越されてしまう。
ということで、またもや優勝バトン、そして2位ウェーバー、3位ベッテルと、レッドブルの2-3。
バトン、7戦6勝かー。これはシューマッハの年間優勝記録(13勝)を追い越しそうな勢いだ。
反面、酷かったのがバリチェロで、3番グリッドからスタートで失敗し、後方へ沈むと、2度に渡る接触…最終的にはリタイヤ。
去年までのバリチェロと言ったら、かつて、自分がぶつけておいて「琢磨はアマチュア」発言をした事も懐かしいが、前を走ればミラーを見ずにコーナーでドアを閉める、後ろを走れば前走車から1車身近く離されているのに強引にノーズを突っ込む…という、接近した車をことごとくクラッシュに追い込む無謀っぷりが目立っていたが、…今年、これまでは前を走れたおかげで目立たなかったが、結局、そのドライビングスタイルは全く変わっていないという事だった。
…バトンにとっては、チームメイトがライバルに足らない存在である事は相当有難いだろうけど。
そして、フェラーリ、
トルコ4連勝が掛かっていたマッサは…流石に予選7位からでは無理があって、結局6位フィニッシュ。
反面、ライコネンは9位に沈み、あと少しという所で入賞ならず。
そしてマクラーレンだが、これと言ったトラブルがあった訳でもないのに、ハミルトン13位、コバライネン14位という結果に。
そうとう重症だな…
あと、トゥルーリ4位&グロック8位と、トヨタなにげにダブル入賞。