…ともかく大クラッシュまつりだった。
昨日とは変わってドライコンディションになった土曜だが…
まずフリー走行ではウェーバーがクラッシュしてマシンを壊し、予選に出られなくなる。
予選Q1ではブエミがクラッシュ、…それでもなんとかマシンをピットまで戻す。
Q2では今度はアルグエルスアリがクラッシュ、赤旗中断になり、再開したら今度は風邪を押して出場のグロックがクラッシュ、また赤旗に…残り7分で15台中2台しかタイムを出してないという事態になると、再開すると更にまたブエミがクラッシュ…今度は赤旗にならなかったものの、まだタイムを出してないドライバーが相次いで黄旗区間を全速で抜けていく…
けっきょくそのドライバー等は、まったくタイムを出していなかったからなのかペナルティは無しでQ3へ進出。
しかしそのQ3でもコバライネンがクラッシュ、また赤旗に…
そんな事で、のべ6回のクラッシュ、3回の赤旗中断という、最近のF1では珍しい事態が発生し、生放送だった地上波では、予選の途中で時間が無くなってしまい、放送が終了するなんて事態に。
…んで、まず中嶋は地元でなんと17位…そんなに期待は出来ない状況だとは思っていたが、まさかここまで酷いとは…
まあでも、これだけクラッシュがあっても、グロックが軽症の他は特に負傷者が出なかったのは幸いな。
そして上位は、ベッテルがPP、続いてトゥルーリ、ハミルトン、スーティルと来た。
ことごとくクラッシュのせいでアタックを中断させられたチャンピオン争いの2台は、バリチェロが5位でバトンは7位…追う立場のバリチェロのほうが前というのはなかなか興味深い結果に。