決勝は、直前で小雨が振り出し、ウェット宣言が出たレースとなった。
予選1-2のレッドブルだが…ベッテルはトップを走りながらもブレーキトラブルでリタイア、またもやポールを獲りながら勝てないという…ウェバーも後方に落ち、後半追い上げるもハミルトンと接触、けっきょく9位という、レッドブルにとっては天国から地獄に堕ちる展開だった。
そして、スタートで失敗して4位から6位に落ちたバトンが、路面が乾き切っていないうちにドライタイヤに替えるというギャンブルに出ると、ピットアウト直後にコースアウトするなんて事もあったが、結果、タイヤ交換のタイミングを逃してしまった他のクルマを出し抜いてトップに出ると、そのまま独走となり、優勝!これは驚きの結果だ!
次いで、予選9位ながらスタートの混乱を上手く避けて4位にジャンプしたクビサが、その後もミス無く走りきり、2位!4強を喰って表彰台に上がった!
3位には、予選ポジションを守って走ったマッサ、4位には、スタートで接触、スピンして一度は最下位まで落ちたものの、猛追を見せて上がってきたアロンソが入り、結果、フェラーリの3-4に。
5位以下は、終盤大接戦となり、接触もある混乱を見せ、その結果、ロズベルグ、ハミルトン、リウッツィ、バリチェロ、ウェーバー、シューマッハ…と続いた。
小林は、1周目にコースアウト、クラッシュしてリタイヤ…
…今回もまたウィング脱落が起きていたようだが、これは、小林がどこかで無理して突っ込んだせいで接触したからなのか、それとも金曜から言われているウィングの欠陥が引き起こしたのかは定かではないっぽいが…これは、小林、乱暴なドライビングが相変わらずという事なのかどうか…?