ドライで始まった決勝は、スタートで3番グリッドのベッテルが一気にトップに立ち、ポールスタートのウェバーが2位に落ちた。
そして、タイヤ交換のとき、ウェバーがややミスでタイムをロスしたものの順位を落とす事は無く、速いけど壊れていたレッドブルがついに終止1-2のままフィニッシュ!
そして、揃って予選後方に沈んだマクラーレン、フェラーリの4台は、序盤のうちからポイント圏内まで入ってきたが、終盤、ハミルトン、マッサ、バトン、アロンソの順列で6番手争いをしていたところ、アロンソにギヤボックストラブルが出てエンジンブレーキが充分に効かなくなるトラブルが発生。
おかげでコーナーのブレーキングで突っ込めず、前のバトンより速く走れるのに抜けない状況となったところ、残り1周で相当無理して突っ込んでオーバーテイクを試みたものの、抜けなかった上にギアボックスを壊してしまい、リタイヤ…4ポイントをフイにしてしまい、ポイントランキングで首位陥落した上にベッテルに並ばれてしまうという事態に。
けっきょく順位は、3位以下の入賞は、ロズベルグ、クビサ、スーティル、ハミルトン、マッサ、バトン、アルグエルスアリ、ヒュルケンベルグ…という順に。
ロズベルグはひさびさの表彰台、下位ではアルグとヒュルが健闘してポイントを取った。
小林は今回もまた序盤にリタイヤ…デラロサに至ってはレースに出る事すら出来ず、もう小林の腕という以前にザウバーのマシンが駄目過ぎな。