終止小雨が降る決勝レースは、予選3番手だったアロンソがスタートで一気にトップに!と思ったらフライング!という幕開けかと思ったら、その直後に小林が巻き込まれるアクシデントで、小林またもや0周リタイヤという結果に…そしてSC明けにはロサもマシントラブルで早々にリタイヤという、ザウバー、相変わらず運も信頼性も足りない結果に。
そして中盤、一旦雨脚が強くなってもドライタイヤのまま走り抜けたロズベルグ、バトン、クビサ等が中盤までぶっちぎりで先行し、その後、ロズベルグがミスをしてバトンが前に出ると、またSCが出て後続との差が詰まり、後方からハミルトンが一気に3位まで上昇!
その後、上位陣が一斉にタイヤ交換すると、ハミルトンがロズベルグを先行し、マクラーレンの1-2に!そのまま走りきり、バトン今季2度目の優勝!
かたや、ポールスタートだったレッドブルは、降雨を読み切れずにピットタイミングを誤ったり、途中でのミスなどもあって、ベッテルが6位、ウェーバーが8位となり、またもや決勝で沈没する結果に。
そういう事で、チャンピオンシップは誰もが予想していなかったバトンが60ポイントでリーダーに!
次いで、優勝経験が無いがノーリタイヤのロズベルグが59ポイント、開幕戦優勝のアロンソが49ポイント、同点だが優勝がまだ無い49ポイントハミルトン、第3戦優勝のベッテルは45ポイントで更に下…という途中経過になっているが…ポイントがかなり分散していて、今年は、波乱のレースが多かったせいもあるが、チャンピオンが誰になるかは未だにさっぱり読めない状況に。