スタート直後、ポールのベッテルがスタートでミスってウェーバーに抜かれた上に押し出されてコースアウト、タイヤを破損して最下位に転落し、更にアロンソもスタートで順位を落とした上に、チームメイトのマッサと競り合いになった末に接触してしまい同士討ちというアクシデントが発生。
けっきょくトップに立ったウェーバーはそのままトップの座を譲らずに勝利。
一度は最下位まで落ちたベッテルも、最終的には7位でフィニッシュ。
そして、予選でまったく振るわなかったマクラーレンだが、ハミルトンが2位、そしてQ2落ちのバトンが4位!一体どうやってマシンをそこまで修正できたのかすごい変わりようだ!
あと、小林が、スタートの混乱に乗じて9位まで上がると、ピットインでシューマッハを抜いたり上位陣の脱落によったりで、6位フィニッシュ!
ちょっと前まで、だろう運転の見本のようなドライバーだった小林が、ここ2戦でえらい変化を見せた!
そして山本は、最下位スタートから最下位完走20位でのフィニッシュではあったが、終盤チームメイトのチャンドックとのバトルを繰り広げるなど、実力を見せた。
これでチャンピオンシップは、
145 ハミルトン
133 バトン
128 ウェーバー
121 ベッテル
98 アロンソ
90 ロズベルグ
レッドブルのウェーバーが優勝したものの、相変わらず上位2人はマクラーレン独占と言う状態。
なんであんな速いマシン持ってるのにマクラーレンに勝てないんだ?というレッドブルではあるが、ベッテルもまだ優勝1回差圏内に居るし、充分巻き返しは有り得るのだが。…性懲りも無く同士討ちを繰り返さなければ。