Mini Bluetooth Keyboardを購入してみた。
サイズは見た通りの、iPhoneとほぼ同サイズ。
値段もまあ手頃だったんで、そこそこ使えればいいかな程度に思って買った訳だが…
このサイズのキーボードをポチポチやるのは、かつてZERO-3を使ってた時の事を彷彿とさせて、なんか微妙な懐かしさを覚えた。
キータッチの感触がやや安っぽいカンジはするものの、これはまあ許容範囲か。
まずは、iPhone側で、設定→一般→BluetoothでBluetoothデバイスの検出を開始させて、キーボードの電源を入れ、右上の細長いキーを長押しすると、iPhoneからパスコードの入力を要求されるので、キーボードからそれを入力する事でペアリングが完了。
で、キー入力の方法は…まず、入力フィールドの指定こそはiPhoneのスクリーンにタッチしないといけないのだが、その後は、結構ちゃんと入力できる。
そして何よりも、Bluetoothキーボードとペアリングしている間はソフトウェアキーボードが出現しないので、iPhoneの画面を目一杯使えるという点が相当いい!
しかも、ペアリングさえ一度済ませてしまえば、キーボードの電源を入れないまま文字入力モードにしてしまい、ソフトウェアキーボードを出してしまっても、そこでBluetoothキーボードの電源を入れれば、ソフトウェアキーボードが引っ込んでBluetoothキーボードでの入力が可能になるというのもいい。
とりあえず、キー入力中にできる操作を調べてみたが、
・Fn+7[IME]:英語・日本語の切り替え
・Fn+Q[Tab]:入力フィールドの切り替え
・Space:日本語変換候補の選択
・Enter:日本語変換候補の確定
・Fn+Z[Caps]:大文字入力の固定
・Fn+A[←]、D[→]、W[↑]、S[↓]:カーソルの移動
が使えるようだ。
指でタッチしてカーソルの位置を正確に指定するのがちょっと難しいiPhoneにおいて、カーソルキーがあるというのはかなり有難いと思った。
あと、キーボードには、Fn+X[ESC]が印刷されてはいるんだが、これでキー入力のキャンセルが出来れば良かったんだが、それは出来なかった。
それと、キーボード操作だけでは流石にコピー・ペーストは出来ないっぽい。
そして、通常時に、音量の変更/ミュート、音楽の再生/早送り/巻き戻しも出来るので、微妙に便利かも。
あともうひとつ、あまりそんな用途は無いとは思うが、キーボードのキーを押すとiPhoneのスリープを復帰させる事が出来て、更に、パスコードの入力もキーボードから行える。
前述したように、感覚はまさにZERO-3のキーボードなんで、このサイズのキーボードの扱いに慣れている人だったらけっこう便利だと思う。逆に、このサイズに慣れてない人だとちょっとキツいかも…とは思うが、結構すぐに慣れるんじゃないかという気もする。