サーキットはとりあえずクルマが走れる状態にはなっていたが、あまりの突貫工事の為にコースの排水の事までちゃんと作られていなかった為に、雨とはいえそんな豪雨でもないのにまともに走行できる状態ではなくなってしまい、1時間もの中断の末にレースが始まったが…
その雨で、序盤にポイントランキングトップだったウェバーが単独スピンでリタイヤという、またもやチャンピオンシップ争い的に空気を読んだような展開が!
そして代わって同じレッドブルのベッテルがトップに立つも、終盤にエンジンブローでリタイヤ!レッドブルの2台が揃ってノーポイントという事態に!
結局その後ろを走っていたアロンソが優勝、ポイントランキングでもトップに立つという展開に!
で、2位にはハミルトンが入り、以降、3位マッサ、4位シューマッハ、5位クビサ、6位リウィッツィ、7位バリチェロ、8位小林…と、上位がかなり潰れたおかげで代わりにこの順位には見慣れないドライバーがかなり上位に入ってきた。
で、ポイントは
231 アロンソ
220 ウェーバー
210 ハミルトン
206 ベッテル
189 バトン
第13戦ベルギーの時点でトップから41ポイントも離されていたアロンソがまさかここまで来るとは…予想外の波乱が続いた結果がえらい展開を。
そして…残り2戦という事で、42ポイントも離されたバトンはまず脱落だろうし、25ポイント差のベッテルも相当厳しくなったし、19ポイント差のハミルトンも、もう連勝するしかない状況。
…しかし、レースごとにランキングがころころ変わる今年のグランプリ、まだなにか起きるか…?