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過去日記

2011年3月2日(水):未明

GOSICK 第8話『過去の王国に遠吠えがこだまする』


 『崖から落ちる人を片手で受け止める』という、マンガなんかでやたらとありがちなシチュエーションがこの作品にも出てきたが…旅行用のトランクも満足に持ち上げられないヴィクトリカがこんな事が出来るなんて普通にあり得ない事はわかると思うが…そもそもこの行為がどんだけ無理がある事なのかを、計算で出してみた。


 さしあたって、一弥の体重を50kg、落下した距離を1.5メートルと仮定して計算すると…
 この距離での落下速度は、約19km/hで、これを受け止めた時の衝撃力は、受け止めるのに0.1秒を要するとして、『質量×速度÷受け止める時間』の公式に当てはめると、
 50×19÷0.1=9500
 この数値の単位はニュートンなので、kgに換算すると、
 9500÷9.8≒970
 …という事で、1トン近い物体を持ち上げるのに等しい衝撃が腕に掛かる事になる。
 ……まあフィクションではあるから何でもアリという考えも無いでも無いが、実際にはこの行為はケンシロウ並に非常識な程に屈強な体の持ち主にしか不可能であるという事を知っておくと、豆知識として少しは役に立つかもしれない。

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↑2011年3月2日(水):朝

真鍋譲治せんせ、都条例(による萎縮?)に屈する

↓2011年3月1日(火):深夜

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