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過去日記

2011年6月30日(木):朝

東京電力の発電量隠蔽工作

「あと9%で停電」は大ウソでした 東電が数字を水増ししていたことが判明

東電が公開しない“隠し電力”とは…アテにならない「でんき予報」

 東電がでかでかと発表している電気使用率の母数である『本日のピーク時供給力』を毎日チェックしている人なら知っている事だが、この供給力ってのは、その日の電気使用量に合わせて毎日上下している事から、使用率が常に逼迫しているかのように恣意的に調整されているモノなのだが…

 …そもそも、東電は、今までさんざん「電気使用量が増える7月8月までには発電能力を確保できるようにする予定だが、それまではまだ十分な発電が出来ないので節電をお願いする」と言ってきた訳だが…この言葉を信じるなら、まだ6月だというのに都心で35度を超える猛暑になった今の状況は想定外の事態であり、震災直後の頃のように早急に計画停電を実施する必要がある筈だが、実施どころか実施予定の告知すら無し…あの当時、『実施します→やっぱり実施せずに済みました』を繰り返すくらい慎重だったのにも関わらず。

 つまりこれは、本当は既に十分な発電能力があるのにそれを隠して危機感を煽っていた事実が明白になったという事に他ならない訳で。
 危機感を煽る必要がある理由、それは…まあ言うまでもない事で。

 まあ東電発表の数値が怪しかったのは、発表を始めた当初からだが、最近になって状況証拠が揃い始めてようやく一部マスコミがそのおかしさを採り上げるようになったが、大手マスコミは相変わらずスルーなおかげで、未だに「90%超えたからエアコン切ろう!」という人が多いのがなんとも。

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